JR山手線はまさしく日本の鉄道を象徴する路線です。ラッシュ時には最大1分30秒間隔で運転される1周60分の環状線には、205系と呼ばれる電車が運用されています。 その205系も登場してから15年近くが過ぎており、そろそろ新型車と入れ替えの時期に来ています。 JR東日本では、京浜東北線や総武緩行線など各路線に新型車両を大量導入しており、山手線にも2002年(平成14年)からE231系500番台と呼ばれる新型車両を導入することが決定しています。現在、53編成ある205系を3年計画で全て入れ替える予定です。 山手線を追われた車両は、帯の色を変えて他の路線に"転勤"しますが、山手線のために開発された車両が山手線から消えてしまうのは寂しいものです。 |