名鉄5500系 歴代塗装復活運転
〜  取材日 2003. 7.19、 8.16、 9.27
indexへ戻る

名鉄5500系は、1959年(昭和34年)に乗車券のみで冷房車に乗車できる日本初の車両として誕生した車両です。当時の冷房がついている車両といえば、乗車券のほかに特急券などの特別料金が必要な列車だけでしたので、庶民としてはありがたい電車として重宝されました。

その後、有名なパノラマカーが登場したため、5500系は名古屋本線の特急や急行列車としてパノラマカーのサポート役として使用されました。ちなみに、名鉄初の座席指定制有料特急として使用されていることはあまり知られておりません。

今回復活されるボディーカラーは3色で、7月に登場時の赤クリーム色とチョコレート色のツートン、8月にストロークリーム色に赤帯ライン、9月にスカーレット色に白帯ライン、が順次登場します。

5500系は来年以降、車でいう車検の時期がきます。名鉄の計画ではこの時期をもって新型車両の導入を考えており、現在2両3編成ある5500系は、それぞれが復活カラーをまとって引退する予定です。


7月登場の第1弾カラー。赤クリーム色という珍しいカラーが復活。 登場から44年。古さを感じさせないデザインは、先見があってのこと。
8月登場の第2弾カラー。以前の豊橋鉄道カラーに似た姿。 田園風景にマッチしながら、颯爽と駆けて行きました。
9月登場の第3弾カラー。白帯がついただけですが、ちゃんと下地の赤も新たに塗られていました。 数年前まであった座席指定車カラーで馴染みがあったので、違和感はありません。
復活運転に際しては、各回とも専用のヘッドマークをつけての運転となりました。 スカーレット一色の塗装での運転は見られなくなりました。
Copyright (C) 2003 RYOZ , All Rights Reserved.   indexへ戻る

名鉄5500系 アルバムルーム
リバイバルカラー以前の5500系。

2003年 3月22日 左 :富岡前〜善師野間、右 :善師野駅

5500系同士の並びでホームは"お祭り"状態。

2004年 2月 7日 知立駅

比較的、碧南急行の運用に多く入る5500系。

2004年 3月13日 堀田駅

廃止間近のレールバスとの並び。

2004年 3月21日 吉良吉田駅

団体列車としてこの日は西尾線を駆け抜けました。

2004年 3月21日 鎌谷〜福地間

パノラマDXとの共演。

2004年 3月21日 福地駅

Copyright (C) 2003-2004 RYOZ , All Rights Reserved.   indexへ戻る