自動車レースの最高峰、2003年F1世界選手権の第16戦日本グランプリが10月10〜12日の3日間、鈴鹿サーキットで開催されました。今年も多くのファンが詰め掛け、決勝日の来場者数は15万5千人と去年と同様に過去最高。3日間の入場者数は32万9千人と史上6番目を記録しました。
今年の見所は、開催直前にBARホンダチームが佐藤琢磨選手の出場を発表。これはチームメイトのビルヌーブ選手が日本GPには出場しないのが決定したからで、佐藤選手は昨年、見事に5位入賞を果たしており、今年も入賞が期待されました。 今年のF1はルールが大きく変更されており、予選は1日目と2日目にそれぞれ1周しかできないまさに一発勝負!。また土曜日の予選終了後から日曜日の決勝直前まで、マシンは主催者側に管理されることになっており、 決勝に向けたマシンの最終調節ができなくなりました。そのため、予選は決勝を見据えた状態にセッティングする必要があるので、チーム間の駆け引きも注目されました。 |