第37回 東京モーターショー 2003
〜  取材日 2003.10.31
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第37回東京モーターショーが10月24日〜11月5日の13日間にわたって千葉県の幕張メッセにて開催されました。今回は"乗用車・二輪車ショー"の開催 で、テーマは「いま、挑む心。Challenge & Change −希望、そして確信へ−」。

前回は各社とも「環境、安全、IT」などをキーワードにした車を出展していましたが、昨今の社会事情からか、「環境」をテーマにしたブースが多かったようです。ハイブリッド、燃料電池、水素燃料など近未来の車 はもちろん、発売間近の車など613台が展示されていました。


世界初出品が87台、日本初出品が96台と、世界でもトップクラスのモーターショー。 幕張メッセのすべてのホールを使っての一大イベント。

今回は車の展示の他、シンポジウムなども開催されました。

「トヨタ」  "CS & S"は、ハイブリッドシステムを搭載するオープンカー。 従来の車の発想を打ち破った"PM"。1人乗りの電気自動車で、走行モードにより車の高さが変化します。
今年末に発売される予定のクラウンの次期モデルも参考展示。 トヨタブースの半分近くを占めたレクサス。"LF-X"と"LF-S"の2台が展示されていました。
「ダイハツ」  "UFE-U"は2年前に出品されたUFEの進化版。超低燃費を実現するために開発された車。その燃費は60km/リットル。 次世代シティコミューターの"ai"。省資源、省空間、経済性という3つのキーワードを持っている車。
軽自動車のミニバン"Tanto"。このまま市販されても違和感なし。 バギー感覚の"D-BONE"。遊び心を持たせる一台。
「三菱」 人気のエボリューションのオープンカー版"ターマックスパイダー"。 飛行船のようなスタイルを持つ"SE・RO"。大人のための秘密基地や隠れ家みたいな車。
「マツダ」 モーターショー直前に発表されたファミリアの後継車"アクセラ"。ロングホイール、5ドア、3ドアの3種類があります。 コンパクトスポーツ車"Kusabi"。2モードのリアゲートドアを持っています。
「光岡」 ベースにリムジンを使用した"我流"。存在感のある車。 "オロチ プロトタイプ"。2年前に展示された車を日本の保安基準に適合させたもの。しなやかなデザインが魅力。
「日産」 日産創立70周年と江戸開府400年を記念した"JIKOO"。まさにタイムマシーンといった車。 セダンの高級感とミニバンの室内空間を融合させた"SERENITY"。6人乗りの次世代マルチパーパスサルーン。
"フェアレディZ"のロードスターも展示されていました。 燃料電池車"EFFIS"。CO2を排出しない環境に優しい車。
「ホンダ」 ハイブリッドシステムを搭載したラージサイズの1Boxカー"ASM"。ライバルはアルファードとエルグランド。 フルモデルチェンジをしたニュー"オデッセイ"。
"KIWAMI"は新しい時代のプレミアムセダンの燃料電池車。和の美意識を取り入れた安らぎを創造した車。 新次元のウェイトスポーツカー"IMAS"。マシンと一体になって自由自在に走ることができるハイブリッドカー。
ホンダブースのインフォメーションには"ASIMO"が。ちなみに10月31日はASIMOの誕生日だとか。 「スバル」 都市生活においての利用を考えた電気自動車"R1e"。ルーフを全面ガラスにすることで、閉鎖感を取り除いています。
"R2"はまもなく登場するプレオと匹敵する基幹モデル。 2人乗りオープンカー"B9 スクランブラー"。もちろん、ハイブリッドシステムを搭載しています。
「スズキ」 "モバイルテラス"は空間を楽しむ車。両側の巨大なスライドドアを広げれば、まさにオープンテラス。 バギータイプの"S-ライド"。内外の境目がないようなオープンな感覚が特徴。
コンパクトオープンカー"コンセプト-S2"。3分割回転格納式オープントツプのフルオート電動メタルルーフを持っています。 "MRワゴン"をベースにした燃料電池車も展示されていました。

「メルセデス・ベンツ」 "F500マインド"は未来の自動車テクノロジーの方向性を示すといわれるコンセプトカー。 そのすべてが最高級である"マイバッハ"。もちろん価格も最高級。
「フォード」 "フィエスタ"は欧州で人気のコンパクトカー。イギリスでは20年にわたり発売台数トップ3を維持しています。 フォード創立100周年を記念して往年の名車GT40を背景に開発された"フォードGT"。
「ボルボ」 ボルボ初のSUVである"XC90"。横転事故に対する安全対策がとられた世界初のSUV車。 「BMW」 悠然としたイメージ、7シリーズ"760Li"。
「BMWアルピナ」 Z4をベースにしたスペシャルモデル"ロードスターS"。来春発売予定。 「ロールス・ロイス」 "ファンタム"はBMWの傘下に入った新生ロールス・ロイスが放つ第1弾。
「プジョー」 次世代のプジョーをイメージさせる"407エリクシール"。ガラス部分が多く、まるで温室のような感じ。 「ポルシェ」 レースカーのテクノロジーをそのままの形でロードカーに反映した"911 GT3"。
「シトロエン」 "C-エアドリーム"はハイテク装備の新型クーペ。ガラスルーフを採用して開放的な車内。 「ミニ」 日本での販売が2年を経過したが、未だに根強い人気を誇っています。会場には日の丸をモチーフした車が展示されていました。
「ルノー」 水滴をモチーフにした"BE BOP"。ガラスルーフや観音開きのドアが特徴。 「オペル」 斬新なスタイリングや多用したドライビング性を兼ね備えた"インシグニア"。
「アウディ」 ルマン24時間耐久レースで優勝したR8を引き継ぐスポーツカー"ルマン クワトロ"。アルミフレームを利用して重量を軽減。 「ランボルギーニ」 アウディ傘下に入ってからリリースしたムルシエラゴをコンパクトにした"ガヤルド"。
「ヒュンダイ」 コンパクトボディに大胆なインテリア、すなわち大きくて小さいがコンセプトの"NEOS-U"。 「起亜」 ヨーロッパスタイルを持つ"KCV-3"は20〜30歳の若者をターゲットにした車。
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