都会の"剣道" 〜 愛知県道旧73号線
〜  取材日 2003.12.13		 indexへ戻る
愛知県道73号線（長沢蒲郡線）は、愛知県宝飯郡音羽町から蒲郡市に至る主要地方道です。国道1号線と蒲郡市を結んでいた県道73号線は、大型車は通る事ができず、小型車でもすれ違うのに大変な道でした。

その後、音羽蒲郡ICの設置に伴い"音羽蒲郡有料道路（通称三河湾オレンジロード）"というバイパスが建設され、車の流れはバイパスに。

旧道となった今では、すっかり忘れ去られた存在の道になっているはずなのですが、バイパスが有料道路のためか、地元民の一部は今でも旧道を頻繁に利用しており、意外と交通量があるといいます。
蒲郡市内からオレンジロードに向けて北上します。

実は左側に分かれていく国道473号線も結構な道なのです。

 上大内北の交差点を過ぎてすぐの交差点が旧道の入口。

写真では右に曲がっていく道が旧道。
旧道の入口には道路情報案内板が。

普通の農道ならこんなものはありませんね。

 音羽蒲郡有料道路のトンネルが見えてくると、上り坂が始まります。
蒲郡側はこんな感じの道でひたすら上って行きます。

すれ違えるのはカーブ付近だけです。

 頂上付近では、三河湾スカイラインの下をくぐります。
音羽側は日がささないため、薄暗くて不気味な道が続きます。

こんなところで対向車と出会いたくはないですね。

 道路上に落ち葉が落ちていないことからも、結構な交通量があることが推測されます。
音羽蒲郡有料道路の下をくぐると、峠道は終わりです。 旧東海道との交差点に差し掛かると終点です。

案内板がないと見過ごしてしまいそうな県道です。
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