廃止される駅 〜 三岐鉄道北勢線
〜  取材日 2004. 2.28
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ちょうど1年前、廃線の危機に見舞われ、日本初の民営鉄道会社同士の路線譲渡により再出発した三岐鉄道北勢線。譲渡半年後にダイヤ改正を行ない、本数を増やすなどの努力がなされています。

今回、スピードアップや効率・省力化から2004年(平成16年)3月31日に「大泉東、長宮、六石」の各駅を廃止し、翌日の4月1日に大泉東〜長宮間に無料駐車場を備えた「大泉」駅を開業させることになりました。

これより先に「麻生田」駅の改修も行なわれており、ここでも無料駐車場が設置されるなど、三岐線のようにパーク・アンド・ライドを各駅で実現させ、利便性のアップに努めているようです。

今後はJR桑名駅への乗り入れや路線改良による所要時間の短縮などが計画されています。


大泉東駅 (三重県いなべ市員弁町東一色、1914年(大正3年)4月5日開業)

開業当時は行き違いができた駅も現在では1面1線のひっそりとした駅。後方には新しい"大泉"駅の姿が見えます。

長宮駅 (三重県いなべ市員弁町長宮、1914年(大正3年)4月5日開業)

小学校に隣接しており、北勢線では珍しくホームの両方から行き来できる駅。

六石駅 (三重県いなべ市北勢町麻生田、1916年(大正5年)8月6日開業)

阿下喜へ向かう坂道の途中にある駅。幹線道路から外れており、本当に静かな駅。


大泉駅 (三重県いなべ市員弁町大泉、2004年(平成16年)4月1日開業)

大泉東から0.3km阿下喜よりに建設中。ホームは1面2線のようで、開業後は西桑名〜大泉間の列車が増発される予定です。

麻生田駅 (三重県いなべ市北勢町麻生田、1916年(大正5年)8月6日開業)

ホームのみの駅に緑色の屋根の新駅舎が建設され、その奥には無料駐車場が設置されています。

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