名鉄1000系 パノラマSUPER
〜  取材日 2006.11.18
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名鉄名古屋本線の東西直通40周年にあたる1988年(昭和63年)7月、7000系「パノラマカー」の後継車両として誕生したのが特急専用車両1000系「パノラマSUPER」。

8800系「パノラマDX」と同様に、運転席を階下に下ろして運転席の上に展望席を設け、展望室の前面・側面は曲面ガラスを使用。DXよりもより眺望が向上しています。また、室内は1000mmピッチの回転式リクライニングシートが並び、終点駅での座席変換がスイッチ一つでできるように一斉回転装置が装備されています。

1997年(平成9年)までに4両編成21本が製造され、うち6本が一般車編成1200系を組み込んだ編成に改造されました。

4両編成の全車特別車は通常、河和・内海〜新鵜沼間や西尾線系統の特急運用に入っていますが、名鉄の「特急政策の見直し」により、全車特別車はミュースカイを除いて全廃。1000系15本は2009年(平成21年)までに廃止されることが決定しています。


河和駅に到着するパノラマSUPER 前面は大きな曲面ガラスが使用されて眺望は抜群
階段状になっている展望席はどの席からも見渡せる構造 展望席入口に掲示されている座席配置図
20名に与えられる展望席は非回転式リクライニングシート 中間車は回転式リクライニングシート
先頭部には大きなサイン 行先表示機は幕式からオーロラビジョンへ変更
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名鉄1000系 パノラマSUPER アルバムルーム
新可児駅へと回送される1000系

2002年 8月31日 広見線 可児川駅

春の陽気に誘われて快走する1000系

2003年 3月22日 広見線 善師野〜西可児間

年始に見られた臨時豊川稲荷初詣特急

2004年 1月11日 豊川線 諏訪町〜八幡間

常滑に向けて走行する1000系

2004年 9月25日 常滑線 長永〜新舞子間

ミュースカイが運転されるまでは唯一の優等列車

2004年 9月25日 常滑線 太田川〜新日鉄前間

退避した回送1000系と昼寝中の7000系

2005年 8月12日 犬山線 布袋駅

終着駅ではガラス清掃が行なわれます

2006年11月18日 河和線 河和駅

神宮前駅に到着する全車特別車特急

2007年 3月31日 名古屋本線 神宮前駅

目的地に向けて高架線を駆け抜けます

2008年 6月 7日 常滑線 豊田本町駅

本線を滑走していく1000系

2008年 6月 7日 名古屋本線 二ツ杁駅

西尾線特急に充当される1000系

2008年 6月 7日 西尾線 碧海桜井駅

20周年記念号が通過線を勢いよく通過

2008年11月29日 常滑線 聚楽園駅

20周年を記念して1001Fに特製イラスト板が掲出

2008年12月 6日 名古屋本線 国府駅

定期営業運転が終了し、他の車両に混じって車庫で休む

2008年12月27日 名古屋本線 豊明駅

1000系のさよなら運転が舞木車両検査所〜豊明間で運転され、全車特別車編成は全て廃車

2009年 4月18日 名古屋本線 富士松〜豊明間

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