名鉄名古屋本線の東西直通40周年にあたる1988年(昭和63年)7月、7000系「パノラマカー」の後継車両として誕生したのが特急専用車両1000系「パノラマSUPER」。 8800系「パノラマDX」と同様に、運転席を階下に下ろして運転席の上に展望席を設け、展望室の前面・側面は曲面ガラスを使用。DXよりもより眺望が向上しています。また、室内は1000mmピッチの回転式リクライニングシートが並び、終点駅での座席変換がスイッチ一つでできるように一斉回転装置が装備されています。 1997年(平成9年)までに4両編成21本が製造され、うち6本が一般車編成1200系を組み込んだ編成に改造されました。 4両編成の全車特別車は通常、河和・内海〜新鵜沼間や西尾線系統の特急運用に入っていますが、名鉄の「特急政策の見直し」により、全車特別車はミュースカイを除いて全廃。1000系15本は2009年(平成21年)までに廃止されることが決定しています。 |