2006年 F1日本グランプリ
〜  取材日 2006.10. 8
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自動車レースの最高峰、2006年F1世界選手権の第17戦日本グランプリが10月6〜8日の3日間、今年も鈴鹿サーキットで開催されました。

鈴鹿での日本GP開催が20周年という記念の年で、さらに来年からの日本GPはトヨタ傘下の富士スピードウェイで開催されることが決定しているためか、名残惜しむファンが多数来場し、予選・決勝ともに過去最高の人手を記録しております。

さて予選では、ドライバーズタイトルを共に狙うM.シューマッハが2位、アロンソが5位とややフェラーリ有利の立場に。また、フェラーリ、トヨタ、ルノー、ホンダと1位〜8位までを上位4チームが独占する珍しい結果になっています。

今年から急遽参戦したスーパーアグリは佐藤琢磨が20位、山本左近が22位。母国日本での開催だけに完走はもちろんのこと、上位への食い込みも期待しています。


今年も天気に恵まれた鈴鹿最後のF1決勝日。20年間の思い出と共に新しいドラマの始まりへ。 予選1位、2位はフェラーリ。ドライバーズタイトルを狙うM.シューマッハにとっては最高の順位。
予選3位、4位はトヨタ。昨年同様、予選上位での成績に今年こそは結果を期待したいところです。 予選1位〜4位までを独占したブリヂストン。M.シューマッハ引退への花道として是非とも勝ち取りたい気持ちでしょう。
予選5位、6位はルノー。M.シューマッハよりも下の順位なだけに、アロンソにとっては気が気でないでしょう。 予選7位、8位はホンダ。ライバルのトヨタよりも下位順位なだけに、決勝での奮起に期待がかかります。

F1決勝の前座レースとして"インテグラチャレンジカップレース"が開催されました。 レース開始1時間前に開会式が行なわれました。
鈴鹿での日本GP開催20周年を記念したデモンストレーションで3台のホンダマシンがパレードを。

スーパーアグリの鈴木亜久里監督もドライバーとして参加したが、現役時代と同様に早々とリタイヤを演出。

恒例のドライバーズパレードでの1番人気は佐藤琢磨とM.シューマッハ。
トヨタとホンダ両チームの応援模様。鈴鹿への感謝を込めたプラカードに感動が・・・。
今年も陽気な外人による突然のパフォーマンスが開催。こういう所もF1の醍醐味。

いよいよレーススタート。ポールポジションのマッサを先頭に53周のレースが始まりました。 なんと、逆転でドライバーズタイトルを狙うM.シューマッハが、36周目でまさかのエンジンブローでリタイヤ !!
結局、アロンソが危なげない走りのままフィニッシュ。これで2年連続ドライバーズタイトルを取れる状況になってきました。 注目のスーパーアグリは、佐藤琢磨が15位、山本左近が17位と2台揃って完走を果たしました。

レース終了後、ホンダ応援ブースで、スーパーアグリの監督・選手2名が観客に対して感謝の気持ちを述べていました。
出口ゲートには鈴鹿サーキットからこの地で再びGPが開催できる期待を込めた横断幕が・・・。
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