去り行く 急行"かすが"号
〜  取材日 2006. 2.25
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2006年(平成18年)3月18日にJRのダイヤ改正が実施されます。毎回、ダイヤ改正毎にニュースとなるのが夜行・急行列車の廃止。今回の改正で"犠牲"になるのが、寝台特急「出雲」廃止、寝台特急「日本海1・4号」の区間短縮、特急「利尻」「オホーツク9・10号」の季節列車化、そして急行「かすが」廃止。

特に、急行「かすが」は名古屋〜奈良間を1往復のみ結んでいる貴重な急行列車で、JR化後に新型車両を使っている珍しい急行でもあります。しかし、名古屋発が9時、奈良発が17時で、今ひとつ使い勝手の悪い時間帯に設定されていたことが利用率低下になった原因でしょうか。

「かすが」の廃止で、かつては"幹線"であった関西本線から優等列車が1つ消えてしまうことになります。


車庫から名古屋駅へと回送される急行"かすが"号。 新型車両のため、急行の古臭いイメージはありません。
名古屋と奈良を直接結ぶ急行列車としての使命は、残り僅かな時間。
名残惜しむファンを多数乗せて、奈良へと出発しました。
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