SL復活30周年 〜 大井川鐵道
〜  取材日 2006. 6.11
indexへ戻る

大井川鐵道は大井川本線 金谷〜千頭間39.5kmと、井川線 千頭〜井川間25.5kmの路線からなる会社です。

現在、大井川鐵道には、C10形、C11形、C12形、C56形の4形式6両の蒸気機関車が保存されており、大井川本線で運行されているSL列車「かわね路号」に使用されています。SL列車は風情にあった旧型車両が連結されており、木張りの床に昔ながらの座席と昭和レトロの雰囲気を出しており、SL目当てで訪れる方も多いようです。

1976年(昭和51年)7月9日にSL列車の運行を再開して今年で30周年。大井川鐵道では様々な記念イベントを行なっています。


SL出発時間まで新金谷駅前にある"PLAZALOCO"内にあるミュージアムを見学。
一畑軽便鉄道で活躍したSL「いずも」と、井川線で来賓車として活躍した車両が展示。
30〜40年代の駅舎を再現したコーナーでは、映画のポスターなどが貼られておりノスタルジックな空間が。しかし、駅事務所内にはなぜかアンパンマン駅長の姿も。
ジオラマ(故障中)や模型展示などファンにとっては感動そのもの。 売店にはお土産だけでなく、ファンのためのコーナーもあります。

大井川鐵道の本社が同居する新金谷駅。 自動改札なんてものは存在しません。
新金谷駅には車庫があり、各地で活躍した車両がそのままの姿で見ることができます。
金谷駅からSLが入線。このときばかりは皆カメラを構えて即席の撮影会。この日は電気機関車が補機として連結。
今回のSLは、昭和5年に製造されたC10。都市近郊用として作られた小型SL。
客車は国鉄時代から使用されているもので、昔ながらの4人掛けボックスシートとなっています。
SL復活30周年を記念して作られた特製記念弁当。オリジナル缶茶と旅のしおり付で税込1000円。
約1時間20分で終点の千頭駅に無事に到着。あっという間の時間でした。
Copyright (C) 2006 RYOZ , All Rights Reserved. indexへ戻る