豊橋鉄道3100形 よなら運転
〜  取材日 2006. 3. 5
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1943年(昭和18年)に製造された名古屋市電の代表車両1400形。名古屋市電の廃止に伴って1971年(昭和46年)に9両が豊橋鉄道へと移籍。3100形を名乗り、永い間主力車両として活躍してきました。

しかし、2005年(平成17年)8月に、岐阜市電の廃止に伴って名鉄780形が移籍されると、3100形と順次入れ替わっていき、最後の787号のデビューによって2006年(平成18年)2月末をもって引退することになりました。

主力車両として活躍した3100形の労をねぎらうかのように、3月4日、5日午前に「サヨナラ運転」が行なわれ、5日午後には記念撮影会と部品販売会が行なわれました。今後、3102号のみ解体されずにイベント用として残されます。


駅前に到着する3104号。 駅前大通を行く3105号。
公会堂前を駆け抜ける3103号。 国道1号線を走る姿も今日限り。
菜の花に見送られ・・・。 いつも通りに車に囲まれながら。
800形との最後の離合。
東田の坂道を力強く駆け登ります。
最終日でもいつもと同じくお客様を運びます。 競輪場前で3100形同士が並びました。
終点に向けて最後の力走。 12時19分、最終列車が赤岩口に到着しました。

午後からは記念撮影会。多くの方が来場しました。 昨年夏の撮影会と同様に時間を区切っての撮影会となりました。
最後まで活躍した3100形4両。 3100形と780形の新旧車両並び。
3103号 「日本通運」 → 784号 「日本通運」へ引継ぎ
3104号 「日の丸薬局」 → 786号 「日の丸薬局」へ引継ぎ
3105号 「メガワールド」 → 787号 「メガワールド」へ引継ぎ
3100形の運転台と車内。 入れ替わり活躍する780形3両。
会場の隅では廃車部品の販売会が行なわれていました。 撮影会終了後、記念ヘッドマークなどのオークションが。
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