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溶接ワイヤー MC-50Tのレビュー


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 韓国のメーカー「CHOSUN」製の炭酸ガス半自動アーク溶接用ワイヤー。
 当社では1.2mmのものを使用しています。
 当社で(溶接部の強度などの)厳密な測定や試験をしたわけではありませんが、実際に使用した感触としては、溶け込み具合、スパッタの量は国内製のワイヤーと比較しても遜色ない感じがしました。
 当社では1年弱使用していますが、仕事において強度不足による破損等の欠陥は生じていないので、少なくとも当社の業務においては、十分使用に耐えうるものだと思います。
 ただ、コンジットケーブル(ワイヤ送給装置とトーチ間のケーブル)が急に曲がっているときに、ワイヤの送給が滞る場合が結構あるように思います。
 CO2(炭酸ガス)半自動アーク溶接機における、コンジットケーブルの曲がりの許容限界(溶接に支障をきたさない限界)は、「直径500mm1ターン程度」(※1)とのことですが、それよりもかなり緩い曲がりで、ワイヤの送りが遅くなったり、引っ掛かったりすることがあるように思います。
 国内製の、例えば神戸製綱製のCO2(炭酸ガス)半自動アーク溶接用ワイヤーの「SE-50」などでは、そういうことは殆ど無かったように記憶しています。
 ただし、これも使用する機器の種類によっても差があるようで、当社で使用しているCO2(炭酸ガス)半自動アーク溶接のうち、ディーゼルエンジン発電機電源の溶接機だと、溶接ワイヤの送りに関して殆ど気になりませんが、3相200V電源の溶接機ではワイヤ送りが滞ることが多々あります。
 それでも溶接時に、トーチの保持姿勢やワイヤ送給装置の位置などに気を配って、コンジットケーブルの曲がりが急すぎないよう逐一修正するようにすれば、さしたる支障はなく溶接作業が行える範囲のことではありますが。
(最近は、その支障もかなり少なくなったように思います。溶接ワイヤの品質が向上したのか、こちらがこの溶接ワイヤの使用に慣れたのかは分かりませんが。) 
それ以外では、特に国内製の溶接ワイヤと違いは無いように感じられるので、価格の面を考えると、使用してみる価値は十分あると考えます。(2006年6月9日記述、2007/7/8記述追加)

※1:「実技マニュアル 炭酸ガス半自動アーク溶接」141p:(社)日本溶接協会編 産報出版(1999年発行) 

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