2006/7/3(月)画像・記述追加、2007/7/21(日)加筆修正
変形した状態(その1) | 新たに作成・交換後(その1) |
変形した状態(その2) | 新たに作成・交換後(その2) |
重ダンプは、採石場内で大量の砂利を運搬するのに使われる、巨大なダンプです。
この事例の重ダンプは、普通の2階建ての家ぐらいの高さは優にあるものです。
重ダンプでは、後ろのタイヤが左右両側ともに二本並列についており、その間に砂利がはさまるのを防ぐため、タイヤの上方についているブラケットに取り付けた細長岩避け用の鉄板を、2本のタイヤの間に挟み込まれるように、垂らすようになっています。
(※この重ダンプの後ろタイヤは、左右各2本づつの計4本)
この事例で修理しているのは、その岩よけ用の鉄板を取り付けるための、左右のブラケットです。
写真のとおりブラケットは、左右両側とも大きく変形していました。
このケースでは、ブラケット自体がそれほど大きくはないこともあり、変形を修正するより作成したほうが手間が少ないと考え、現場で新たに作成し、交換しました。