パイプの曲がり修正

2006/7/3（月）画像・記述追加

この事例は、実はこれが何の機械のパーツかわからないまま、修理を行ったものです。

とりあえず、強度が必要な部品ではないことは、依頼者から伺っていました。

そのため、部材のパイプの肉厚が薄いこともあり、この事例では加熱せずに生のまま、冶具とジャッキで曲がりを修正しました。

このように変形を生じているものの場合、その変形の仕方は場合によって異なるので、どのように力を加え、（場合によっては）加熱して直していくのかは、ケースバイケースで判断することになります。

ただしパイプ状の構造物においては、潰れてしまっている場合などでは変形修正はできないので、部材そのものを交換する場合もあります。