修理後 | 修理・補強部拡大 |
クラッシャーはパワーショベル・バックホー・ユンボ用アタッチメントの一種で、コンクリート建造物の解体作業などにおいて、鉄筋の入ったコンクリートを砕いたり、鉄筋を切ったりするのに使用します。
このクラッシャーは大きい力がかかると、先端部が折れて脱落してしまうことがあります。
この事例では、先端に大きくクラックが入り、脱落寸前の状態でした。
クラックが入る箇所は、特に力がかかる部分なので、多少の時間がかかっても、開先を十分に取って中からしっかり溶け込ませる溶接を行い、丁寧に修理をすることが、強度を確保するために必要になります。
また、クラッシャーの先端部分は材質が固いので、例えば外で修理などを行う場合には、(雨や雪が溶接部にかかって)溶接後に急激に冷えないように、気をつける必要があります。
加えて写真の事例では、修理部に鉄板で補強を行っています。