(2006/8/13(日)掲載)
小割破砕機(肉盛り前) |
修理前(正面から) | 修理後(正面から) |
修理前 | 修理後 |
修理前(横から) | 修理後(横から) |
修理後(下から) | 修理後(上から) |
この事例では、小割破砕機の先端部の形状が複雑で、磨耗の度合いも大きかったため、図面を入手して、極力新品の形状に近くなるように修理しました。
これだけ歯先が磨耗している場合、磨耗部の修理全てを肉盛り溶接で行うと、相当な手間と時間が掛かります。
そのため場所によっては、磨耗の進んだ部分を切断・除去して、図面の形状に合うように別に作成した部品を溶接(勿論、手間は掛かるが開先を取り、完全に溶接されるよう心がける)しています。
そしてこの事例では、肉盛り溶接で歯先の形状をおおむね整えた後、耐摩耗用の溶接棒で、特に磨耗が進みやすいと思われる箇所に1層肉盛りを施しています。