院長の独り言7回 獣医さんって?
獣医さんってなんでしょう?
自分でもわかりません。
だからこそ解決しないといけないと考えています。自分で答えを探すことが一番だと思っています。ただ、それがなかなかできないのです。それは、時間がないということもあるのですけど、時間がないというのはいいわけだと考えているので、、、、なぜかできません。きっと自分でも答えを探しているのではないでしょうか?
これを書いている日はとても忙しかったです。忙しかったと書くのは大嫌いですけど、忙しかったです。
忙しいとは、「こころ」を「亡くす」と書きます。
忙しいと自分の口でいう人は、心を無くしているのだと考えています。いつまでもハートフルな対応でやっていきたいです。そして、自分の犬にする治療というのを目指していきます。今日は、診療が終了したのは21:00前。夜間診療が21:30から始まっています。いまだ途切れません。労働基準法違反です。どうか、我々を労働基準法違反で捕まえてください。
でも、誰かがやらないといけないので、私達がやってます。まわりの優秀な先生が、夜間をやってくだされば、正直やめます。やって欲しい先生は何人もいるのですけど、その先生も一人や二人でやっている現状ですので、なかなかそれは不可能です。実はこのあたりにはいい先生がわんさかいます。獣医がお勧めの獣医さん。たくさんいますよぉぉ。。。
じつは、私のところに、獣医師として本を書く依頼が来ています。まだ正式には決定していませんけど、いくつかの話の中から一番おもしろそうなものにチャレンジしてみたいと考えています。その中で、何か自分へのアイデアが浮かぶことはないかなぁ?って。。。考えています。正直、獣医師ってなんだろう?って、ずっと思っています。ただ、プロとして医療のプロとしてやっていくしかないのです。
そんな中で、現在発熱、咳、呼吸が苦しい・・・。などに悩まされてます。自分の体はよくわからないです。そして、自分の体調管理もできないのは最低です。この数日、本当に苦しいです。そして、患者さんがたくさん来ます。そうなると、私は耐えられなくなって、診療に出てしまいます。全くなおる気配ないです。今日病院へ行きました。その時にちょっとだけわかりました。患者さんが何を求めているのか?
以前勤めていた病院の院長先生が、点滴打ちながら平気な顔をして診療をしていたのがわかる気がします。今になってわかりました。以前勤めていた病院の院長は「獣医師」でした。尊敬する院長でした。はっきり言って私がお世話になった先生誰一人、未だに超えられていません。そして今後も越える予定ないです。みんなすごい頭もよく、努力もして、腕もいいし、話も上手でした。私なんか「はなくそ」です。獣医師って何?
本当に悩むところです。
けっして病気を治せた人がえらいのではないと考えています。答えはまだでません。
どこかの先生が言ってました。「どこまで自分の家族を犠牲にできるか?」
そういう考えもあると思います。獣医は皆さん何かを犠牲にしています。それを理解してください。
生後間もない子供を泣かして、手術をやった経験があります。今そこにある命を救うこと。それが使命です。
そして今日も夜中の電話に自然と手が伸びます。
本日診療は、23時を突破してます。
獣医ってなんでしょうか?