院長の独り言2005年 正月バージョン
2005年となりました。
明けましておめでとうございます。今年こそ本当にいい一年だったと言えるようになればいいですね。
2004年は、象徴する漢字が「災」でした。台風がきたり、新潟の地震があったり、そして年末には「スマトラ島近辺での地震」自然の力に勝てないまま多くの人がこの世を去りました。残念な結果でした。また、自然以外にもたくさんの意味不明な犯罪が横行しました。まさに人の心の腐敗と言えます。世の中が変わったのでしょう。人と人のつながりが希薄となり、殺人動機が「誰でもよかった・・・。」という意味不明なものになっています。また、イラクでも多くの人が犠牲となっています。人は罪深き動物です。同種族同士殺しあったりします。これも世の中の異変でしょうか?
皆様も何かの異変に気がついていることでしょう。世の中は変わってきています。いいほうにも悪いほうにも変わっています。バブルがはじけて、不況不況と言われて、いましたが、今はそういう余裕もなくなりました。何かが変わっているからです。2005年には、少しでもそれが明るいほうに変わることを祈っています。
さて、、、、、、
病院的には、今年もできるかぎりのことをやっていけたらと考えています。
昨年は、優秀なスタッフを採用することができ、本当によかったと考えています。受付の看護師さんやトリマーさん、本当に優秀なスタッフです。感謝感謝の毎日です。毎日帰る時には一人一人と挨拶を交わす事が日課となっています。それが一人一人に対しての感謝の姿勢であると考えています。
今年からは獣医師も増えます。また、新たな楽しみです。
獣医の診療とは、一人の優秀な獣医師だけでは診療は出来ないものです。それを支えるたくさんの人により、獣医師は助けられています。私はそう考えています。だから、スタッフに対しては、院長は最大限の敬意を払うべきであると考えています。
チームプレーという考えでは、小学校から野球を通してチームのつながりや、相手を尊重していくこと等を学んでこられたことは今にいかされていることであると考えています。今年からは少々でっかいチームとなりますけど、それをまとめていって、そしていいチームプレーで、昨年よりも少しでも高いところにいけるようにやっていくつもりです。そして、それを支えてくださる飼い主さんにも、今年もご協力いただくことになると思います。昨年は、本当にいい協力をいただいたおかげで、「これ、やばいんじゃない?」と思われる患者さんも、無事回復したりしていました。本当に、飼い主さんが動物に与えるパワーは薬にも勝ります。今年も、よりいっそうパワーを与えてあげてください。それを、新庄動物病院というチームが最大限のサポートをしていけたらと考えています。
2005年という年は、鳥年です。
大きくはばたける年でもあると考えています。実際に私がやりたいことに対して、たくさんのオファーがきています。ありがたい事です。動物の病気を減少させるための活動を数多くの所でやっています。今までは、一般レベルの活動でしたが、それが少々マニアックな方向にも獣医師としてやっていけるようになってきました。ちょっとしたプロジェクトって感じです。そういうのがたくさん昨年秋くらいから動き出しています。
そしてその成果を発表する事ができれば日本の獣医療にも少しは貢献できるかな?と考えています。
病院的にはいい方向に動いていきます。動かないと何も得られないじゃないですか?
今年は、大きくはばたいていけたらいいと考えています。誰にでもいつでも飛び立てる羽は生えています。それをいかに、いつ動かせるかだと考えています。
いい一年となることをお祈りしています。
2005年1月1日 新庄動物病院院長 今本成樹