PennHIP

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PennHIPはペンシルべニア大学のGail. K. Smith博士が開発した、従来のレントゲン診断法とはまったく異なった発想の、優れた検査法です。16週齢という幼犬でCHD(犬の股関節形成不全)の要因があるかどうか?評価できる診断法が確立されました。PennHIP主催の講習会を受けた後に、レントゲン撮影を実際各病院で行い、その審査にパスしたもののみに与えられる撮影資格です。現在日本では40人強の獣医師が認定されています。

この方法は、2歳以上にならないと最終診断が下せない他の方法に比べると、明らかに優れています。ただ、JAHD(日本遺伝病ネットワーク)や、OFA(ORTHOPEDIC FOUNDATION FOR ANIMALS (動物のための整形外科基金)の略)の方法も、実績があるので、有効な検査方法であると考えています。

検査には、麻酔が必要となることがほとんどです。麻酔の為の検査(健康診断項目の測定)などを行い、その後、麻酔をかけていくことになります。同時に、三つの検査を同時にすることも可能です。また、股関節に限らず、同時に肘関節の検査、膝の検査というのも行えます。

また、希望される方には、検査内容をDVDに動画として取り込み、それをお渡しすることも可能です。DVDの内容としましては、

1、股関節の検査
   通常のポジション・関節を横から押した検査、特殊な器具で関節のゆがみを見る検査

2、その他希望される関節の検査

などです。希望により、細部の検査も可能です。同時にマイクロチップを埋め込むこともお勧めします。

また、去勢・避妊手術と同時に関節の検査をされる方は、麻酔代などで、優遇されます。ご相談ください。

ご予約は、一度来院いただいてからとなります。その時に、レントゲンや、動画を用いた説明を行います。それの後で、検査日程をお取りするという形になります。
電話での検査や費用の相談に対しては、関節の検査という問題上、お答えできません。

 

PennHIP公式サイト

OFA公式サイト

JAHDの公式サイト