









曲=高原の旅愁
平成27年を迎えました。
今年はどんな年になるのでしょうか。
あと僅かばかり残された私の「人生の砂時計」の砂が無くなるまでに精一杯楽しんでみたいと思います。

| 2015.05.25 (月) ウォーキング仲間と京都洛西の新緑散策を楽しむ! ![]() 毎週木曜日に近くの服部緑地でウォーキングしながら健康維持に努めている仲間達と、毎月一回開催している郊外行事で、今日は京都の里山として知られる初夏の光明寺界隈から竹林を通って、学問の神様として有名な「長岡天満宮」までのハイキングを楽しんで来た。 阪急電車の服部天神駅に着くと、すでに現地の観光ボランティアの方2名が出迎えてくれた。 今回の幹事役の方が事前に話を付けておいてくれたみたいだった。 2名は松井、橋本さんという名前で、自己紹介の際に参加者の中の誰かから、大阪の知事と市長の名前と同じだという声が上がり、ボランティア方達もなるほどと偶然の一致に驚いていたが、和気相合いの中で早速ウォーキングを開始。 今回の参加者は男子6名、女子12名の18人。 勿論平均年齢は70才をとっくに超している爺・婆さんばかりだが、健康度は60才位かな? ![]() 最初の訪問先は紅葉では京都随一の名所と知られる西山浄土宗総本山「光明寺」に向けて出発。 今は静寂の中にも新緑が見事で、想像以上の広さの境内をボランイィアの方の説明を聞きながら、ゆったりとした時間を過ごせた。 本来は閉じられている本堂の中も特別に拝見させてもらうこともできた。これも地元のボランティアの方の尽力のお陰と思って感謝。 光明寺を後にして、だらだらとした登り道が続き、、周囲の里山風景を楽しみながらゆっくりとウォーキング! 途中「子守勝手神社」を通り、西山公園で昼食タイム。 ここの展望台からは京都全域が見渡せる絶好のポイントもあり天気もよかったので思う存分素晴らしい景色を楽しむ事ができた。 ![]() 昼食後は途中「走田神社」をお詣りした後、丁寧に盛り土されて育てられている竹林を通り抜けて、最終目的地の「長岡天満宮」に到着。 ここは真っ赤なキリシマツツジが参道を埋め尽くすので紅葉の季節には最高なのだが、いまの季節は新緑のすがすがしさで迎えられた。 この長岡天神のある長岡京市には、会社の転勤で40年ほど前に数年間住んでいたこともある懐かしいところだが、当時は阪急の普通電車しか停車しない普通の駅だったが、今は特急まで止まるようになっていて大きな街に発展していて驚いた。 ウォーキングしているときは、あまり感じなかったのだが、友人の歩行計では優に1万歩は超えているよと言われてびっくりした。 ウォーキングはここで解散となったが、男性は例によって十三で下車して居酒屋で簡単な打ち上げを行って解散。 |
2015.05.10 (日)![]() 今日は「母の日」だそうだ! 5月3日は「憲法記念日」、5日は「こどもの日」などと毎年具体的に決まっている記念日と違って、「母の日」は5月第2日曜日ということらしいので毎年微妙に日にちのずれがあるみたいだ。 平成27年の「母の日」は5月10(日)ということになる。 一般に「母の日」にはカーネーションの花を贈るのが通例という事なので全国の花屋さんが繁盛するように仕掛けた陰謀ではないかと思っていたが、一応ちゃんとした由来があるみたいだ。 今の日本で行われているスタイルはアメリカからきているといわれている。 19世紀のアメリカ。 女性運動家のジュリア・ウォード・ハウが、戦争に夫や我が子が送り込まれるのに反対する平和活動をおこなったと言われる。これを「母の日宣言」といわれた。 この「母の日宣言」はその後アン・ジャービスという女性運動家に引き継がれて、平和活動として定着。 その娘のアンナ・ジャービスが、この母親の功績を称えて、世の母親すべてを敬うための日として「母の日」を思いついた。 このアンナの考えを聞き入れたメソジスト教会が1908年5月10日(5月の第二日曜日だった)に式典を行い、これをきっかけに全国的な記念日となっていったらしい。 真実はわからないが信じるものは救われるというから、取りあえず信じておいた方が良いのかも。 さらにこの日に母に送るギフトの花がなぜカーネーションかというとアンナ・ジャービスの母(アン・ジャービス)が生前、このカーネーションの花がとくに好きだったということらしい。 今日は近くに住む我が娘が孫達を連れてお祝いの豪華なカーネーションの花束(写真)を持ってきてくれたが。 ところで「父の日」というのも毎年6月の第3日曜日(2015は6月21日)にあるのだが、毎年知らない間に過ぎ去ってしまっているみたいだ(悲)。 ところで母・父の日はあっても「爺・婆の日」はないのかな? もしかしたら「敬老の日」なのかな? |
2015.05.03 (月)![]() 大型連休始まる! 孫達連れて緑地でバーベキュー! 今年の五月の連休は2日(土)〜6日(水)までのまさに大型連休だ。 現役の時なら楽しい連休の過ごし方などいろんな計画を立てたものだが、リタイヤー後は一年中「サンデー毎日」の状態なのであまりありがたみが感じられないばかりか何処に行っても混雑状況なのでむしろ早く終わってくれないかと感じる程だ。 ところで近くに住む娘夫婦から連絡が入って、折角の休みなので近くでバーベキュウでもやりたいという連絡があったので、近くの服部緑地で孫達6人で朝から出掛けた。 服部緑地は豊中市内にある大阪府営の広大な自然が残る緑地公園で入場も無料で、しかもバーベキューもOKな場所も2ケ所もあり大変素晴らしい公園だ。 休日はもちろんだが、いつでも大勢の人たちが思い思いの形でこの公園にやってきて楽しんでいる。 最近、大勢の子供達が遊んでいる「こどものらくえん」地域になんと建設費が1億円もする多目的トイレが完成したばかりだ。 ![]() 公園内でこんな多額な費用をかけたトイレはおそらく日本一の高額なトイレではないか思われる。 今日は休日なのでバーベキュー広場も混み合うことが予想されたので、8時頃から場所の確保に出掛けたが、既に十数組の人たちが場所の確保にきていたが、案外見晴らしの良い場所が確保できた。 ![]() 11時頃には広場全体がバーベキューを楽しもうという家族連れを含めて、ほとんどの空地が埋まってしまった。 最近顕著な傾向として目立つのはテント持参の人たちが多くなったみたいだ。 この緑地公園には、手ぶらで来てもバーベキューが楽しめる有料施設もあるが、ほとんどは人は自分らで道具を持ち込んできて、許可されている2ケ所のバーベキュー広場を利用して楽しんでいる。 今日は特に連休とあって利用者も多く、2百組はゆうに超え、1,000人以上の人たちが楽しんでいるみたいだ。 こんな自由に利用できる公園はおそらく此処だけではないだろうかと思われる。 ルールやマナーを守りながらいつまでも気軽に利用できる公園であってほしいと願っているが。 大変楽しい連休の一日だった。 |
2015.04.09 (木)![]() 緑陰クラブの総会&花見会! 毎週木曜日に近くの服部緑地でウォーキングを楽しみ健康維持に努めている仲間達で構成されている「緑陰クラブ」という団体の年一回の総会と花見会を楽しんだ。 この会は現在86才を最高に平均年齢74才のシニアばかりの爺婆さんの集まりなのだが、その元気さは驚くばかりだ。 普段は広大な自然に恵まれた緑地内を全員で準備体操の後、元気に広大な自然豊かな緑地公園内を1時間ほどウォーキングを楽しんでいる。 ちょうどこの時期は桜満開の時なので、ウォーキングのあと桜の木の下にブルーシートを広げて食事をしながら花見を楽しんだ。今年は28名の会員の参加だったが大いに盛り上がった。 今を盛りと咲き誇る若い桜の花もきれいだが、桜の木の下で元気一杯のうば桜?さんとともに談笑するのも健康にも良いものだ。 毎年の楽しみの一行事となっている。 |
2015.04.01 (水)![]() 今日はエイプリルフール! 昔から今日(4月1日)は「罪のない嘘をついても許される日だ」と言い伝えられてきましたが、何故なのかその由来も知らないままで過ごしてきました。 確かに深刻な”嘘”でなければ、今日は4月1日だといえば全て笑って許されるたわいのない嘘が多かったみたいですね。 最近はインターネットなどで調べると簡単にその由来といわれるものが判ってしまうので逆におもしろさや疑問が解決されてしまうのでつまらないようにも思えてしまいます。 ところでその由来とは、「昔ヨーロッパでは3月25日が新年で、4月1日まで春の祭りが各地で開催されていたとか。 ところが1564年(永禄7年)にフランスの国王シャルル9世が、1月1日を新年の始まりにしたため、4月1日を「嘘の新年」として祝ったことがその由来だと云われているという事です。」 あまり大した語源にはならないと思うのですが。 ![]() なぜこれが世界的な風習?にまで拡がっていったのか疑問です。 桜咲く! それよりも今年もやっと日本にも春らしい風情がやって来ました。そうです。この2〜3日の暖かい陽気で桜咲くの様子が一気に報じられるニュースが伝わった来るようになりました。 早速、近くの「服部緑地」に出掛けてみましたが、桜満開の下でブルーシートを敷いて楽しんでいる多くの子供連れや家族で大賑わいの様子でした。 ただ梅と違って桜は開花時期が大変短くて、これから一雨降ればすぐに葉桜の時期到来ということになってしまいますからここ1週間のお楽しみというところみたいですね。 |
2015.03.04 (水)![]() 家内の「古希祝い」を兼ねて長崎旅行! (平成27年3月1日〜3日) 3月1日は私の73才の誕生日! 6日は結婚44周年! 今年は家内が古希! いろいろな理由をこじつけながら、今回はまだ行っていなかったレトロな町並みを今に残す門司港、ちょうどこの時期に開催されている長崎のランタンフェスティバルと広大な敷地にチューリップが満開のハウステンボス見学、最後は太宰府天満宮へのお詣りとなかなか忙しい小旅行に行ってきました。 今年は税金の還付金が9万円と例年より多く還ってきたのでこれを旅行資金に流用? 事前の天気予報では雨模様との予測だったが不思議と訪問する先々では天候に恵まれてなかなか楽しい旅行となりました。 60才で完全にリタイヤーしてからサンデー毎日の生活を楽しみながら海外旅行をはじめ多くの旅行にも二人で出掛けてきましたが最近はそろそろ長期の遠出も少しお疲れ気味となってきたように感じています。 でも日々のマンネリ解消には旅行が一番の薬のようで二人が元気なうちはこれからもまだ見ぬ土地の訪問を続けていきたいと思っています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2015.02.25 (水)![]() 昨日「還付金」が入金されていた! 今年も確定申告の時期真っ最中で、各税務署は大勢の人で連日ごった返していると予測されるが、当方は毎年「確定申告書」を1月中に提出しているので還付金は大体この時期に振り込まれているので毎年の楽しみの一つになっている。 数年前から確定申告書の作成は国税局の申告様式を自宅のパソコンからアウトプットして利用しているので書類作成からプリントアウトまで30分ほどで出来上がってしまうので大変助かっている。 毎年税率の変更や書式変更などがあっても間違いなく作成できてしまうところが最高に便利でよいところだと思っている。 ここ数年はほとんど計算結果が納税では無くて還付金が発生している。還付金がある場合は申告受付開始前でもうけつけてくれるので、ほとんど1月中旬には税務署へ提出するようにしている。 今年も昨年と同じ1月17日に提出してきたのだが、昨年の還付金の振り込みが20日だったのだが、今年は連絡も無く心配していた。 今日郵便ポストに24日に還付金を振り込んだとのハガキが税務署から届いており、早速パソコンで振り込み予定の口座を確認してみたら間違いなく24日に振り込みが完了していて安心した。 今年はなんと90,000円もの還付金だったが、ボーナスのない年金者にとってはありがたいことだ。 といっても本来は納める必要の無い税金だったのだから、還付してもらって当然なのだが、できたら利息でも付けて返金してくれるともっとありがたいのだが。 |
2015.02.23 (月)![]() ウォーキング仲間と万博記念公園へ 毎週木曜日に服部緑地に集まってウォーキングを楽しんでいる仲間と、月に一度の郊外ハイキングで梅が咲き始めている万博記念公園でのハイキングを楽しんで来た。 園内の「梅林地区」には早咲き・遅咲きの梅がかなりの本数が植えられていているのだが、まだ少し時期的にも早かったのか「八重寒紅」などの早咲きの梅はかなり咲いていたが、梅林全体が梅の花で埋め尽くされるにはあと少しの日数がかかるみたいだった。 それでも梅林内に漂う梅の香を楽しみながら公園内を散策したが、広大な公園内には不思議な事にこの日はほとんど人影も見当たらなかった。 ![]() この公園には過去何回も訪れているが、こんな閑散とした公園を散策したのは初めての事だった。 でも静かな広大な公園を我々が独占しているようで大変気持ちが良かった。 昼食は隣接する「日本庭園」で取ることにしたが、この庭園にもほとんど訪問客もおらず、のんびりと昼食タイムを過ごすことが出来て良かったです。 3月に入ると大勢の人々がこの公園に押しかけることが想像できます。 今日は近場のハイキングであったので14時頃には解散となりましたが、いつもの仲間と相談して江坂まで行き、いつものカラオケ屋で2時間ほど楽しんだ後、久し振りに早めに帰路についた。 |
2015.01.27 (火)![]() 早々に平成26年度「確定申告書」を 税務署に提出してきた! 毎年この時期になると税務署から「確定申告のお知らせ」というハガキが郵送されてくる。 今年はまだ届いていないのだが申告書提出には特に持参する必要も無いので今日管轄の豊能税務署に平成26年分の確定申告書を提出してきた。 以前は2月に入ってから提出に行っていたのだが、受付がものすごく混雑するので最近は1月中に届けることにしている。 実際の確定申告書の受付は今年も2/16からなのだが、申告書作成の結果、還付金がある場合は1月からでも受け付けてくれることになっている。 今年もパソコンに保存してある前年の国税局の「確定申告作成フォーム」を利用して作成した。 この方法を利用すると前年作成した申告書のフォームがそのまま利用できるようになっていて大変便利だ。 昨年作成した該当箇所に数値を打ち込むだけで、あとは自動的に税額計算してくれる。さらに税制が変更になってもそれに応じた形で計算された結果が出てくるので大変便利だ。 さらに住所氏名は勿論、還付金の振込先など新たに記入しなくても変更が無ければそのまま利用できるようになっていて大変便利だ。 税務署からのハガキにも最近は出来るだけ自宅のパソコンで自分で作成すると便利だという事が強調されているみたいだ。 私はこの方法が導入された平成11年度から利用しているので、かなり慣れてしまっており、今年も約30分程度で確定書作成から提出用紙のプリントまで完成してしまった。 計算の結果、なんと昨年度に源泉徴収されていた税額から今年は90,042円も還付されることがわかった。 今年の正月に初詣に行った際に神社で引いた「おみくじ」は「大吉」だったが、そのお陰ではないと思うがちょっとしたお年玉みたいなものかなとうれしくなった。 確定申告書の作成結果として還付金を請求を出来る人については、正式の受付開始日1ケ月前の1/16からでも受け付けてもらえて還付金が振り込まれるのも早いみたいだ。 昨年は2月20日には還付金が指定口座に振り込まれたていたので今年も正式の受付が始まる前に還付されるのではと期待したいところだ。 でも本来納める必要がない過分の税分を強制的に源泉徴収されているのだから少しでも早く返してもらっても当然だとは思うが。 また実際の申告時期になると大勢の人が確定申告書提出や作成方法の相談に税務署を訪れるので長時間またされることは必死だ。 事前に提出できることは混雑緩和の方法としても良いことだと思う。 ![]() ![]() ところで所轄の税務署は阪急池田駅の近くにあるのだが、名前が「豊能税務署」というのでいつも違和感を感じる。 現在も豊能郡という地域自体は存在しているが、池田市や豊中市などの大都市が管轄なのにもかかわらず、豊能といういかにも田舎じみた?地名が税務署の名前として依然として残っているのが不思議だ。 帰りは一駅手前の豊中駅で下車し、毎年この時期に近くの「豊中市立ミュ−ジアム」で開催されているている絵画の展示会が今年も開催されているのではないかと思い訪問してみた。 この展示会には毎年、毎週服部緑地内をウォーキングしている「緑陰クラブ」という会の会長さんが趣味の絵画を出品しているのだが、昨年体調を崩されてしばらくお会いしておらず連絡も取れていない状態だったので心配していたが、なんとこの展示会に二作品を出品されておられた。大変力強い筆タッチでまだまだお元気らしいことが想像されて安心した次第だ。 |
2015.01.07 (水)![]() 今日は「七草粥」を食べる日なのだが.. この日は毎年我が家の朝食は女房殿がつくる七草粥を食べる習慣が結婚以来続いてきたのだが、残念ながら今年はこの習慣が初めて破れてしまった。 昨夜から近くに住む娘家族の所に泊まりで出掛けてしまったためだ。そのため今日の朝食は一人寂しく毎朝の定番の食パンと牛乳で済ませてしまった。 でも夕飯時には家内も帰ってきてやっと七草粥を食することが出来てよかった。 やはり昔の習慣であっても、とくに理由が無いときは素直に新年早々でもあるので昔からの習慣は継承したいものだ。 ところで、お粥にいれる七草は「ナズナ(ペンペン草)、スズナ(かぶら)、スズシロ(大根の葉)、ホトケノザ(タビラコ)、ハコベラ(ハコベ)、ゴギョウ(母子草)、せり」なのだが、現在ではなかなか自然のものはなかなか見つけられないので、最近ではスーパーでも300円程度で七草を一袋にまとめて売られていて便利だ。 ![]() それではあまり夢がないの毎年我が家の小さな庭に生えている一部を利用してお粥に入れて食べている。 だから実際には七草粥ではないのだが。 昔から正月の最初の子(ね)の日(1月7日)に若菜を食べると万病を防げることが出来ると信じられていたらしい。 そのため今年1年の邪気を払い、無病息災を祈って朝食に七草粥を作って食べる習慣が現代にも伝わっていて、今朝も多くの家庭では朝食に七草粥を食べたに違いない。 特に農家では五穀豊穣を願い、新年を無事に迎えることが出来る歓びをを込めた行事としてこの七草粥を食べるという風習があったともいわれている。 ![]() 真相はどうでもいいが、正月には御神酒やお餅、おせち料理などのごちそうを食べ過ぎて酸性になった血液をアルカリ性へと変化させるにはこの時期に生えている七草は最適な食物であることは栄養学的観点から見ても立証できるということになるのだろう。 ![]() たとえば、スズシロに含まれる消化酵素のジャスターゼやセリなどの強い香りは酒の飲み過ぎや食べ過ぎた胃のもたれを和らげる効果があるといわれている。 でもそんな現実的なことよりも、後に紫式部が「源氏物語」を書いたときの光源氏のモデルにしたといわれる光孝天皇が詠まれた和歌(百人一首15番)にも出てくる「若菜」がこの春の七草だったのではないかといわれている。 当時の人々にとってはこの七草は大事な食べ物だったので、これを摘んで大切な恋人に送ったのだろうが、当時の風習として、恋人にものを送るときにはよくうたを添えるのが習わしであったので、この和歌もその一つであったみたいだ。 我が愛読書の「マンガ百人一首」というマンガ本の解説によると、確かに百人一首の15番目に「君がため 春の野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ」という時康親王(後の光孝天皇 )が詠んだ歌がある。 これこそ春の七草に関係した最初の歌だと思われる。 親王時代は結構ハンサムでプレイボーイだったとみえて、取り巻きの女性にもかなりもてたらしい。そのためこの時期には親王はよく野辺に出て自分で春の若菜を摘んではせっせと女性にうたを添えて七草を送っていたのかも知れない。 この光孝天皇は若いときから贅沢が嫌いで普段の生活も質素で、天皇になってからもよく自分でも自炊をしていたといわれている。でも54才での天皇即位後、たった4年で突然病気で亡くなっているところをみると、無病息災のこのお粥の効き目は果たして効果があったのだろうか? でも正月早々こんなロマンチックな情景を思い浮かべながら、お粥を食べるのも良いかもしれないね(笑) |
2015.01.01 (木)![]() 平成27年 新年明けましておめでとうございます! 今年の新年は珍しく天気予報が当たり、大阪では昼過ぎから小雪が舞う寒い元旦となりました。 我が家の庭にもうっすらと雪化粧の後が残っていた。 最近では新年を迎えたといっても昔ほど新しい期待を込めた新鮮な気持ちなどは無くなってしまいましたが、それでもいつもとは違う朝の感じがするのはやはりお正月の持つ独特の雰囲気があるからなのでしょう。 ![]() 「一年の計は元旦にあり」とよく言われますが、今年も何事にも前向きに考え、よく歩き、よく食べ、よく話すという姿勢だけは忘れずに持ち続けようとする誓いを新たにしたところです。 今年も近くに住む娘夫婦が2人の小さな孫を連れて大晦日から泊まりに来ていたので、賑やかな年の瀬を過ごしたが、折角の元旦なので毎年お詣りしている近くの原田神社に初詣に行ってきた。 昨年は午後から行ったのだが拝殿前まで長蛇の列で40分以上待たされたことが記憶にあったので、今年は午前中に出掛けた。 それでも多くの初詣客が列を作っていたが、比較的早めに拝殿前まで辿り着き、無事お詣りを済ませることが出来た。 ![]() この神社の境内は現在では商店街に囲まれていてあまり広大な敷地ではないが、以前は東西72ケ村に敷地を有していたと言われ、その範囲は東は吹田市の榎阪町から西は尼崎市富松まで及んでおり歴史的にも由緒ある有名な神社だったといわれれている。 ![]() お詣りのあと、今年も100円を出して「おみくじ」を買ったが、開けてみるとなんと「大吉」だった。 一昨年は「小吉」、昨年は「中吉」だったので、もしかしたら今年は「大吉」かなと想像していたらなんと的中してしまった。 本来なら新年早々縁起が良いと喜んでもいいのだろうが、あとは下りしかないと思うと、なんか暗い気持ちになってしまった。 気を取り直しておみくじの内容を読んでみると 「わがおもう 港も近くにりにけり ふくや 追手の かぜのまにまに」 と記されていた。 内容は「災いは自ずから去って、福徳が集まり、誠に平地を行くがごとくに追っての風に船が進むように目上の人の助けをうけて喜び事ある。 信神怠らずに素直に行動しなさい」という内容のようだった。 この神社のおみくじは裏面に英語訳が記載されているのがおもしろい。 「My old harbor, I’m getting close to you. My friendly wind,help me sail on fast.」と記載されていた。 個別内容も「願望:金銭その他万事心任せ。安心油断大敵」、 「失物=出る 人出に渡らず」、 「旅行=行き先利得あり」、「学問=安心して勉学せよ」、 「相場=好機です」、 「争事=勝つが控えて吉」、 「病気=誠心の安定第一」と良いことづくめの内容だが、逆にその反動の方が大きくなりそうで怖くなってきた(笑) あまり良いことばかりだといって慢心せずに、今年も平常心で前向きにゆっくりと前を向いて我が道を進むのが良いのかも知れないと悟ったところだ。 |
いよいよ平成27年が始まりました ![]() 右は今年私の親しい友人に出した 年賀状です ![]() 最近の年賀状は新年の挨拶というよりも、「まだ元気に人生を頑張っているよ!」という証拠をお互いに確かめ合っているような感じで少し複雑な感じがしますが,,, |

長崎・ハウステンボス