世界遺産に登録されている西芳寺は庭全体が苔に覆われていることから別名苔寺とも呼ばれています。
現在は入園するには事前に往復はがきで希望日時を申請して許可をもらわなければなりません。
さらに、庭園の苔を観るためには、本堂で写経をし住所氏名を記入し、願い事を1つ書いて提出します。それからお坊さんの般若心経を聞き終わって初めて入園が許されます。
「西芳寺」庭園内の苔と紅葉の競演

苔寺の庭園内は予想していたよりも広大で、池を中心に庭一面に約120種類の苔がびっしりとはびこっていて、素晴らしい光景が広がっていた。さらにこの時期は紅葉と苔のコラボレーションも素晴らしかった




2011.11.15 (火)
家内とウォーキング仲間の女性2人、計4人で、京都で上桂駅から徒歩20分程度のところにある西芳寺に向かった。
地図を片手に進んでいたつもりだったが、実際は全く逆方向に進んでしまったらしく途方に暮れたが、最後はタクシー利用となってしまった。
1日に一度だけの入園で返信はガキでは午後1時からの入場となっていた。、少し早めに着いたが正門のところではお坊さんの受付がいてハガキの許可書を確認して中に入れてくれた。
寺内の玄関受付で、拝観料3,000円を支払い本堂に案内されてまず写経に取り組んだが、普段はあまり筆には親しんでいないので30分以上かかってやっと仕上げることが出来た。
本堂には外国からの参拝客も多く、全体で150人位はいたみたいだった。
写経は初めての経験だったが、静かな本堂で写経をしているとなかなか緊張感もあり、新鮮な気持ちにもなり何となく快い緊張感もそこそこあって雰囲気は良かった。
本堂を出て、庭園内に入っていくと素晴らしい光景が広がっていた。ちょうどこの時期は庭内の紅葉と重なって素晴らしい光景がひろがっていた。




















本当にこの時期は苔の青さと紅葉がマッチして素晴らしい庭園が楽しめました。
華厳寺(鈴虫寺)にも立ち寄り!
今回は特に予定はしていなかったのですが、近くにある鈴虫寺としても有名な華厳寺にも立ち寄ってみました。

このお寺は多くの鈴虫を飼育していて一年中鈴虫の鳴き声が聞くことが出来る。
しかも住職さんのおもしろい説教も聞けるとあって特に若者に人気があり、常に長い行列が出来ていてなかなか入るのには苦労するのだがだが、何故か私たちが訪ねたときは幸運にも並ぶことなく入寺する事が出来た。

拝観料は500円と他の寺と変わらないが、説教を聞いている間にお茶とお菓子を出してもてなすのがこのお寺のしきたりだとかいっておられた。
説教を聞いて退出するときには、入口にはすでに門前に200人ほどの行列が出来たいた。
またこの寺の入口には、有名なワラジ地蔵さんが立っておられて、一つだけ自分の願い事をお願いすれば聞いてもらえるということだった。
さらにかぐや姫 竹御殿にも立ち寄り。
この屋敷は鈴虫寺と苔寺の中間ぐらいにあって、かなり古い建物だった。

本来は前日までに予約しておかなければならないのだが、この日に限って予約不要との張り紙があったので入ってみることにした。
竹御殿といわれるだけあって、この近辺で採取される竹で作られていてかなり古い建物だった。
詳しい由来は判らないが何となく趣のある御殿で、構内は狭いがなかなか見応えがあった。
