麻雀地獄
それは 僕が恐怖した数々の恐怖体験です 麻雀を知らない人は意味不明だと思うので無視してください
其の壱
それはある日のこと 僕がいつものように部室で隠れて麻雀をしているときのことでした。
その局も進んで中盤、僕の手には4索が浮いています。対面は発をポンして索子の混一色ぽいけど
こちらの手も勝負手だったので、どうせ当たっても3900点だろうと思い、4索切ってみました
すると すると すると 対面のギャラリーから「あーでちゃったよの声」 !?
読み通り対面の手は、 発、混一色だったんです しかしそれに緑一色がついていようとは!?
1、4索待ちのモロド高め あーーーーーーーーーーーーー もう麻雀しない!!
其の弐
それは いつものように僕の家でいそいそと麻雀をしている時のことでした。僕はオーラスの
親で4000オールをつもり「さーこのまま全員抜いてやるぜ」という勢いです。
オーラスの親なのであがられたら負けとばかり自分の手の中しか見ていません そして悲劇はおこりました。
中盤なにげに引いてきた3枚目の「西」それを無警戒に河にすてると、対面から「ロン」の声
ああ国士を振るときはこんなものなのでしょうか。ちなみに其の壱の人と同じ人に打ち込みました
其の参
これは 僕の話ではなく知人が体験した恐怖の出来事です ちなみに聞いた話です
あるひ 彼は絶好調で5万点ぐらいのトップを突っ走ってた時の話です。彼きっとウキウキ気分で
麻雀を楽しんでいたことでしょう。局も進んでオーラス間近 そこから彼にとっての地獄が始まりました
どこからとももなく「ロン こーくし!!」
彼はよく状況がわかってません。きっと目をパチクリさせていたことでしょう。当然トップ転落です
しかし 負けん気の強いプライドの高い彼 こんな一言を漏らします「まだ小高に勝ってるからいいや」
小高君というのは僕の友人ですが この一言がまたも彼を地獄へ誘います。 国士の余韻も冷めぬまま
「ロン 12000」
さて振ったのはいったい誰でしょう
負け惜しみは言うものではありませんね
其の四
ある日僕が学校サボッテ麻雀をしていたときのことです。天気がよく気持ちの良い日でした きっと
いい事がありそうです。天気よろしく僕の手は絶好調13順目ちょっと遅いながらも親ッパネ聴牌が
入ります 切る牌は三萬なんですが対面の手はもろ萬子の一色手っぽい捨て牌でした。しかしここで
逃げるわけにはいきません。元気よく三萬をたたっきりました。
「ロン 面清」
あーやっぱりな でも僕の中ではある程度割り切っていたので納得はしていました素直に12000
はらいました「待ちが三萬しかなくてさー」ほほーそんな待ちに負けたんかい よく萬子一枚も切って
ないのに聴牌するもんだと思い 彼の手をみてみました 確かにペン三萬ですが二萬でもあたれます
くそー 二萬振り聴じゃないのか??
1112456678999
いやーん
つづく
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