いつも一緒にお昼を食べている会社の同期のお友達から、「スカイダイビングやってみない?」という話が持ち上がりました。1回3万円という料金に少し葛藤が入りましたが、好奇心がそれに勝りサクっと大空を舞って来ました。今回はその時の話をしたいと思います。
今回俺達同期4人集は、体験ダイビングという形でスカイダイビングに参加してきました。流石に体験なので1人でダイブというわけにはいかず、背中にインストラクターの人が張り付いて2人で飛ぶという形式でした。1人飛ぶ勇気なんか無いくせにといういらんツッコミは入れないように。 そんなわけで、インストラクターと2人セットで飛ぶことになったのですが、このインストラクターがかなり曲者でした。 |
一緒に飛ぶことになる人が20人くらいいたでしょうか。その中ラッキーなことにセスナの助手席に乗せてもらうことができました。他の人達は後ろで固まって体育座りをしています。 初めて乗るセスナの助手席はとても景色が良く、セスナが旋回する時に地平線が傾いて行くのが男の子心をくすぐります。俺はパイロットになりたかったんだよな〜とか思ったりもしました。(ちなみにA○AもJ○Lも落ちた、自○隊は蹴った。いずれもパイロットコース。) 雲をつきぬけて、雲の上にでた時の景色が一番印象に残っています。セスナの下は一面雲が広がっていて、雲の絨毯が雪のように見えました。誰もいない新雪の空の上をセスナだけが飛んでいて、まるで別の世界に来てしまったかのようでした。空には太陽だけがあって、自分達を祝福してくれているようでした。まさにお日様独り占め!写真を撮れなかったのが残念です。 外の景色に見とれていると、インストラクターの人に後ろに来いと言われました。セスナに乗っているのは、飛び降りる為だったことを思い出しました。どうやらインストラクターの人と背中で連結されたようです。飛ぶときのお約束を2言3言交換しました。これでいいのかとも思いましたが、まあいっかという感じでした。スタート30秒前とか言ってます。カウントダウンが始まりました。最後部のカーテンが開けられました・・・・・・・。「開けっ放しじゃねーか(心の声)」カーテンが閉まっていてわからなかったのですが、セスナの後方ハッチは開けっ放しだったみたいです。カウントが10秒切りました。全員でのカウントダウンが始まりました。10・・・・・5・4・3・2・1・0!!。 後ろの人から、次々と飛び降りて行きます。背中はちゃんと連結されているのかなぁ、このインストラクターのおっさんは、大丈夫かなぁ・・・と不安はありましたが、不思議と怖いという気持ちはありませんでした・・・・・・・・飛ぶ瞬間までは。 「ぎょえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(心の声)」いよいよ降下作戦開始です。不覚にも気絶しそうになりました。怖いのは最初の10秒くらいで、その後は全然怖くないのですが、飛び降りた瞬間は、本当に気絶するかと思いました。自由落下の時間は1分くらいで、その間凄い空気抵抗があったことを覚えています。きっと下からカメラで撮られていたら、変な顔に映っていることでしょう。あまり余裕がなく、落下中の周りの景色を覚えていないのが少し残念です。 パラシュートが開かれました。一気に速度が減速するので、ぶあ〜っと上に持ち上げられる感じです。一瞬「なにが起きたんだ!」という感じでした。パラシュートを開いてからは10分くらいフワフワしながら、地上を目指します。この地点で上空1000Mくらいらしいのですが、家や建物がとってもちっぽけな物に見えたことを覚えています。近くで車のレースをしていたみたいなのですが、チョロQが走っているのとあんまり変わりません。 段々と地上が近づいてきました。着地の仕方はフワフワしている時に教えてもらいまいた。失敗すると骨折するそうです。地上が近づくにつれて、結構スピードが出ていることがわかりました。先に飛んだ人たちは既に着地しています。「あの人達にドロップキックかましたらまずいんだろうなぁ。」なんてよからぬことを考えているうちに、なんだかみんなが待っている所に突っ込みそうな感じがしてきました。「なんかこの方向やばくねぇか?」一直線に人が多い所に向かって降下していきます。「おいおいシャレになんねーよ」「本当にドロップキックか?」とか思っていると、地上寸前でフワ〜と減速し、見事に人の多い所を避け、しかも見事に両足で着地することができました。 |
1回3万円と聞くと「高過ぎる!」と思われる方もいるかと思いますが、私はとってもいい経験ができたと思っています。(実は、また飛びたい。できれば一人で飛べるようになりたい。)このページを見てくれた人、お勧めなので、是非スカイダイビングに挑戦してみてください。詳細がしりたい方は掲示板に書くか、メールしてね。 |