婦人科

■子宮筋腫

子宮筋腫は、子宮筋層を構成する筋肉から発生する良性腫瘍で、成熟期の婦人の15〜20%に存在すると言われており40才代に一番多い。

また、筋腫の発育方向により、しょう膜下筋腫、筋層内筋腫、粘膜下筋腫の3つのタイプがあります。

自覚症状のないこともよくあり、癌検診などの時に偶然見つかることもよくあります。

一般的によく見られる症状としては、過多月経といって月経の量が増えることです。

また、筋腫からお腹が痛くなることはあまりありません。

治療としては、手術で筋腫をとることが一般的ですが、閉経間近で筋腫があまり大きくなく過多月経により貧血傾向のある方は、偽閉経療法といってお薬で強制的に閉経状態を作ることもあります。