Love Wagon 〜 関東より愛を運んで 〜

それは「どうせ行くなら"あいのり"風が楽しいよなっ!」という、能天気な監督のアイデアに端を発した企画であった。
要するに、関東組の交通手段としてワゴンをレンタル・相乗りし、皆んなでワイワイガヤガヤ楽しみながら京都に向かう
という実に単純かつ明快なイベントなのである。
何故イベントか?この理由は以下の道中記を読んでもらえれば分かると思う。尚文中LWと書いてあるのはラブワゴンの
ことであるが、実は単なるトヨタハイエースロングバンのことで、決して愛が生まれたわけではない!(強いて言うならば
Nuvola愛←原巨人風に??)
さて時は9/12(金)の20時30分。予定通りに川合家に到着した横溝は呼び鈴を鳴らすも反応がない。それもそのはず
当の川合は13日に行われる試合の優勝商品である「クーラーバッグ付き折り畳みイス」に「Nuvola15周年記念品」という
シール(というよりテプラ)を貼り付ける作業で忙しかったからだ。しかし横溝が合流することで作業スピードは一気に加速。
シール貼りに続き、LW内へのカップル写真貼りをも俊敏に済ませ、「おらこんな村嫌だ、東京へ出るだ〜!」の掛け声と
共に出発進行。実に東京八重洲到着予定の21:30にあと20分と迫る21:10に筑波を出発したのでした(東京乗車の皆さん
待たせてすみません)。
さて目指す一カ国目は八重洲ブックセンター。が、出発時間の遅れもさることながら東京出身のシティーボーイであるはずの
川合は何と道に迷い、こともあろうことか静岡県裾野市出身の田舎者の横溝にナビされるという大失態をしでかしたのだった。
しびれを切らした梁井からの催促の電話(と言うより"呑んでてもえぇか〜"という脅し)が道中幾度となく鳴り響いたのは言う
までも無い。
八重洲で梁井、小宮山、矢野、上岡の4名が乗車、二カ国目となる神奈川県の藤が丘に向けて出発したのだった。ここで
またもや渋滞に苦しめられたLW一行が藤が丘の富田家に到着したのは結局23時過ぎであった。富田家に着くやいなや、
サッカーサークルのOGであるも脚力を鍛えていなかった矢野・上岡の両名は早くも"むくむ〜"の一言。ちゃっちゃとゴロリんこ
しちまったのだった。その後は12時に出発するぞっ!というリーダー川合の掛け声も空しく、仕事から直で来た久保田は
シャワーを浴びに行くわ、男子全員で「特命係長」を見るわで結局0:30過ぎの出発になったのであった。

ラブワゴン出発の図はこちら

藤が丘で宮本、富田、久保田があいのりし、総勢9名となったLW。さ〜て、これからが本番です。出発してからはそりゃもう
ハイテンション!?富田得意の車内ゲームのはじまりはじまり。先ず始めは、チャララ、ラッタラ〜ン"もじり歌〜"(ドラえもん
風に)。キーワードを決めてそいつを歌詞に練りこむという歌貧の川合にとっては超苦手のコーナー(?)なのであるが、その
晩は違った!川合のもじり歌は冴えに冴え、他を完全に圧倒していたのだった(と思う)。しかし"歌が古い…."という落とし穴
には本人も気付かなかったようで(歌詞)「アホイヤァーーーーー イヨマウンテン」(お題:マウンテン)と歌ったときには超孤立
状態。熊祭(イヨマンテ)の夜はだーれも知らないのでした。また今回初挑戦の小宮山は何故か松田聖子の青い珊瑚礁に
絡めてばかり。他に歌は無いんかいっ!ってな状態でした(俺が言うのも変だけど)。ちなみにコミーの大ヒット作は、(歌詞)
「あー青い風〜切って走れ!鹿児島へ」(お題:鹿児島)でした。いつも強引な富田はやたらガッチャマンのみ歌い続け、
「誰だっ、誰だっ、レンガー」(お題:レンガ)みたいなのんばっかし。。。。。宮本、矢野も綺麗にまとめ、今回の歌貧キングは
横溝に決定したのでした(運転手梁井、助手上岡も歌ってませんでしたけどね)。
音楽の次は国語の時間ということで、お題は百人一首。梁井が結構活躍してたけど余り長続きしなかったから報告はカット。
「枕草子(春は曙って奴ですね)を言う」ってなコーナーもありましたが、これも余り盛り上がらず終了〜。次は地理の時間と
いうことで、皆んなで首都を一斉に叫ぶという世にも恐ろしいコーナーでした。お題はアメリカ、インド、オーストラリア、カナダ、
スリランカ、ブラジル、ポルトガル(順不同)。テーマが発表された途端、かなり自信満々の横溝はニヤリ(後で確認したところ
150ヶ国くらいはいけるらしい)。しかし難解な国名が出題されるわけはなく結局ションボリ。まぁ何と言ってもスリランカの首都が
全員一致で「スリジャヤワルダナプラコッテ!!」と声が揃ったのは凄いというか気色悪いというか、、、異様な雰囲気であり
ました(私は言えんかった….)。
そして次は数学の時間。これも円周率を一つずつ声を合わせて言うという恐ろしいコーナーだったが、技術系が揃ったこともあり、
3.141592までは全員正解。その次からは続々と脱落者が出、遂には横溝・小宮山の沼東(ぬまとう)コンビ(沼津東高校出身)
のマッチレース!結局横溝が20桁くらいまで言って優勝したものの、沼津東ってそんなん教わるんかいな?と全員疑問に
思ったのでした(ちなみに3.141592653589793238462643383279502884197169399375105820974944592と続きます)。
最後は化学の時間。元素記号を1から順に言うというものだったが、悲しいかな中学の知識までで完全に終わっている。20
(カルシウムね)までは全員言えたもののそれ以上が出ない!横溝が一人で亜鉛くらいまで言ってました(皆んな無視してた
のでやっぱりションボリ)。とても化学で飯を食う人間がいたとは思えませんねっ?(→梁井)。
そうこうするうちに富田お眠の状態になり終焉!ちなみに一番先にジ・エンドだったのは仕事帰りの久保田。結局、ず〜っと
寝てました。朝起きた瞬間"よく寝れましたっ"ってそりゃそうでしょ!(でも寝顔は可愛かったよん)意外にも、宮本・梁井の
最年長コンビは寝ずに頑張った!!(それでも試合で動いていたBaggioには感心!)途中、SAでは休憩と運転交替をしたが、
とーぜんの如く「席取りじゃんけん大会!」という壮絶なバトルが。1列目(除中央)の特等席と2列目席(最悪は3列目!)の
争奪戦が深夜と明け方のSAで繰り広げられたのでした(白熱する異様な車外をよそにスヤスヤ寝てた久保田は不戦敗)。
結局三カ国目となる宮本実家に到着したのは朝の7:30近く。皆さん(特に若い女性の上岡さん)お疲れ様でした。良い思い出に
なりましたネ!
最後に、9名分の朝食と寝床を用意して下さった宮本家の親父様、お袋様には感謝申し上げます(親父さんは"この車で9人
乗ってきたんかい?"とかなり呆れ顔でした)。これに懲りずまた今度泊めて下さい。

ほんで京都までのルートと運転手は以下の通り。

トヨタレンタリース茨城 筑波学園(横溝)→つくば川合家(川合)→東京八重洲ブックセンター前→富田家(宮本)→
足柄S.A(梁井)→浜名湖S.A(小宮山)→尾張一宮P.A(横溝)→大津S.A(宮本)→京都宮本家

試合後のラブワゴンをパチリ!

文責:川合

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