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『反射療法によるガン治療研究記録』@
中華足部反射区健康法協会顧問 陳 明仁
例1:
患者:蔡XX(李夫人):性別−女:初診 1997年(年齢は約40歳):国籍−中華民国
ワーキングウーマンだったが乳癌になったことで退職し積極的に治療を受ける。
初診:1997年友人の紹介で台北内湖『生活家』VIPセンターにて筆者の診療をうける。
医師の診断記録:U期の乳癌で、化学治療を受ける必要がある。家には7歳というまだ小さな子供がいると共に内心の恐怖と不安で心理的変化がある。
家族問診:蔡さんが乳癌だと知った後、2人の娘と不安から病状に変化があり自分とご主人の関係に影響が出る。ご主人は最初一緒にきたが足部反射療法で治療を受けることに不安を持っていた。
足部反射区療法による診断記録:リンパ腺の腫れ、胸腺と乳房反射区に明らかな反応があり、肝臓、腎臓の反射区は虚弱で弾力がなく、普段の仕事でも疲れていたため休息が不足して体力に差がある。しかし目には生存意思があふれておりご主人も積極的に学び、各神経反射区に明らかな敏感な反応があり脊椎にも異状と敏感な反応、内分泌腺の卵巣と甲状腺に異状反応あり。
初回診断と施術後の反応:1997年に始めて訪れ初めての足部マッサージと足部反射区の保養概念を説明し、自分の学習とご主人の協力で心理的な励ましと前向きさをもち、同時に健康の三つの条件を思い出していただき:正常に休む、栄養のバランスをとる、適度な運動等。初めてのマッサージの後各種保養方法を学ぶよう進める。(正しい飲食、食物の種類の多様化、脂肪のとりすぎに気をつける、野菜果物からビタミンとミネラルをとり病院の化学治療を受け入れる、運動等各種養生方法)筆者により蔡さんにマッサージをした後全身が楽になり大きな慰めを受けた。心中の大きな石をとった気がした。
1ヶ月後:蔡さんに大きな改善が見られた。公園の散歩、元極舞、太極拳など早朝の運動に参加するようになった。仕事をやめ乳癌の治療に専念し病院の化学療法にも参加、積極的に自分で足反射区療法をおこなった。化学療法による一般的に見られる副作用反応:髪が抜ける、皮膚がめくれる、顔色が白くなる、疲労、足がつるなどの症状は蔡さんにみられなかった。信じる心を強め、化学療法を3ヶ月に短期化し、医師に乳癌は完全に抑制されたと言われる。その後自分でマッサージする以外に愉快な心を保ち、健康保養を続け今でも健康な精神で愉快な心で笑顔を持ち続けている。
結論:医師の化学治療による副作用は蔡さんにはひどい反応が現れず3ヶ月の治療で癌を抑制したのは蔡さんの積極的な自分で足部反射療法を行ったことと生活を正常におくり飲食のバランスをとった成果だといえる。10年近くの努力のおかげで何度か蔡さんにあったがいつも非常に愉快に健康な体を維持している。
足部反射区操作ポイント:免疫系等を強める各リンパ組織(脾臓と癌患部の胸腔−乳房、胸椎):生活の不正常から来る代謝失調(肝臓、泌尿系統):栄養を吸収する効能を高める消化系等(胃、十二指腸、小腸等):癌への恐れから影響がきた心の部分(頭部、三叉神経、腹腔神経叢):すべてのポイントは患った癌と関係があるが全体の健康の概念の下すべての反射区を揉むことを薦め、血液循環を促進する全体(足部)マッサージ、神経反射のポイントの反射区の刺激(上記部分)これらすべてが蔡さんの自分の保養のポイントとなる。最後に良心的なアドバイスをすれば:自分の健康は自分の責任。自分で努力し癌という病魔に勝つことを希望し最後にそれを証明する、これは正しい!
例二:
患者:蔡老婦人:性別−女:初診 1995年(約73歳):国籍−中華民国:老女で若いときに苦労が多すぎたので年をとってからは自宅でゆっくり老後を過ごす。末期の膵臓癌と知り台湾の有名な癌治療院にうつり、積極的に現代医学の治療を受ける。
初診:1995年友人の紹介で筆者が病院に訪れ筆者の診療を受ける。
医師の診断記録:末期の膵臓癌ですでに手術も化学治療もすることができない。年も召していて体力も無く病院では治療を放棄していた。当時ICUにて昏睡状態で目が覚めなかった。かなりの重体の為医師は1週間の命と宣告、家族は準備を始めていた。
家族の問診:蔡老婦人はもともと糖尿の持病があったが膵臓癌であることにきずかず、医師が発見したときには末期の癌で、移転していた。当時家族は筆者の関心を受け入れ、足反射区療法の効果を試すことにし、大きな希望は無いが家族の付き添いの下ICUで患者に患者の痛みを減らす期待をこめて(筆者がやってみて痛みをやわらげられたらモルヒネの量も減るからと伝えた)足部反射療法を行った。
足部反射療法診断と記録:蔡老婦人の足全体が張って硬くなっていて押すのが困難な状態で(弾力はなし)リンパ腺の張れ、消化系等の胃、十二指腸、膵臓反射区に明らかな塊があり、肝臓、腎臓反射区は凹んでいて弾力が無い。昏睡状況であることから心臓も機械によって血液輸送の効能を保っている状態で、心臓反射区にもやわらかい凹みが現れ、家族も積極的に協力して簡単な足部マッサージを学び、足部の血液循環を維持し、各神経反射区には明らかな反応現象は無かったが(押したときに感覚反応は無い)ぎゅっと押すことで少しの足部収縮の反応があり脊椎反射区は若干敏感で押せば反応があり内分泌腺の脳下垂体、副腎と副甲状腺にも明らかな痛みの反応があった。