足健ぷらざひたち 橋本ひろみ

 今年で足もみ健康法の指導に従事して10年目に入りました。足もみ健康法と出会った頃は、足をもませてもらうことが発見と驚きと感動の連続で、また喜ばれて、楽しい日々でした。しかしだんだん疲れが溜まってきて、楽しさが消え苦痛になってきました。5年目くらいには足を見ると嫌気がさすこともありました。特に、もんだ後に(私の方が)すごく疲れがでて、次に来る人の足を考えただけででも呼吸が苦しくなってきて、逃げ出したく思うようになってしまいました。
 その当時は、その不調について、よく理解できなかったので大変困惑してどうしたら抜け出られるのか、いろいろ悩んだり、良いと思うことをあれこれ試してもがきました。が、なかなか思うように解決策が見つからず7年目くらいがピークとなりました。8年目くらいからやっと自分の調子を取り戻してきて体が楽になってきて、再び足をもまてもらうことに意欲が感じられるようになってきました。
 足もみを楽しく思えるようになった要点をまとめてみます。
@まず、自分が健康で元氣になったこと。ガチガチに固まっていた体から柔らかさを取り戻し たこと。体の整え方が身についてきて、疲労の解除の仕方を覚えてきたこと。(ただし私は 一日に十何人もの足もみをしているというようなたくさんの方の足もみをしているわけでは ありません。一日に少しの人です。インストラクターの仕事が多くなってきています。)
A次に、自分の氣(エネルギー)の巡りが良くなったこと。また、巡らせかたを少しつかめて きたこと。氣に敏感になったこと。
Bまた、足のもみ方が使い分けられるようになったこと。いろいろ試してみた結果、自分なり の手技を考案し、人によって使う道具の選択ができるようになってきたこと。
C足をもむ時の力の加減ができるようになったこと。
D体のしくみについて、まだ浅いながらも医学的な一通りの認識できてきたこと。ごく簡単な 解剖学的知識、生理学的知識、病気のこと、薬のこと、健康診断のこと、栄養のこと、サプ リメントのこと、経絡のこと、運動のこと、等、保健に関しての全体像が、浅いのですが見 えてきたこと。
E足もみのメカニズミを理論的に大体把握でき説明できるようになったこと。
F接客ということに慣れ、心の余裕を持って足もみができるようになったこと。最初はその面 だけで、終了後疲れがあった。
G私の力では“力不足”で関わらない方が良い場合もあることがわかってきたこと。
H足もみを通しての人間関係ができてきたこと。
I足もみ効果の体験談が(他から聞いたものも含めて)蓄積できてきたこと。
 以上ですが、今になって分かってきたことですが、5年目くらいには、首、背中、胸部、腰付近、骨盤付近、太腿、ふくらはぎ、肩、肘、腕、手など、全身が疲労物質でガチガチに固まってエネルギーが通りにくい体になっていました。疲労しやすく、また、疲労の回復力も悪く悪循環をくり返す体になってしまっていました。その頃は、足もみしてもマッサージ、指圧、整体等をしてもらっても、その場は良いのですが、すぐに疲れた体に戻ってしまいました。
 5年目に楽健法を少し習いました。(極められれば)これは良いと思います。6年目に原液を使えてサプリメントとしても飲めるアロマオイルとの出会いがありました。これも私を救ってくれました。7年目に整体体操を半年習いました。そのかいあって8年目はいくらか不調から抜け出してきました。9年目は、楊名時太極拳を少し習うことができました。太極拳は何度も出会いがありましたが、ウマの合う先生と出会えずすぐ止めていました。やはり運動は大事とわかりました。せっかく何でも揃っているスポーツクラブに仕事に行っているので、やろうと思えば出来る状況にあったのに、8年も消極的でした。残念です。これはもったいないことだったと反省しています。今後は活用させてもらって体力づくりに励み、さらに社会の役に立てるよう有意義な足もみ指導員を目指して頑張ります。
「足もみが再び楽しくなってきた」
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