あなたにもできる地震対策
NPO法人すまいの相談室
理事副理事長
天野 久志
一級建築士 天野建築設計事務所
1.精密耐震診断を受け、建物全体の補強を行う【200万円以上】
屋根裏や床下にもぐり込み施工方法の良否や筋かいの位置を正確に調査して地震に耐えられるように補強を行う。また足立区役所では精密耐震診断を受けた場合、助成金が出ますので活用することもよいと思います。
2.簡易耐震診断を受け、部分耐震補強を行う【80万円程度】
簡単に壁の位置を調査して耐震性の傾向を調べる。危険な結果が出た場合は、よく使用する部屋だけ補強して倒壊だけは起こらないよう補強する。(ひと部屋補強)
もっと簡単な方法は、建物自体の地震対策ではありませんがとても大切な対策です。その方法は、とても簡単です。家具、家電製品などが地震で倒れてこないように建物に固定することです。先の阪神大震災では、テレビが就寝中のベッドを跳び越して部屋の反対側へ落ちた例もあります。もし、ベッドの上だったら怪我をしたかもしれません。固定方法もいろいろありますので、「すまいの相談室」へご相談ください。
地震に強い家、弱い家
地震に強い家、弱い家の見分け方は専門家でなくてもできることをご存知ですか?建物の外見(外回り)をよく見てください。壁と窓(開く部分)の面積はどちらが多いですか?もし、窓の方が多いとしたら、危険な場合が多いので注意が必要です。ぜひ、専門家に相談してください。また、壁が多い場合でも建物の各面の強度と建物の重さのバランスによって被害が出る場合もありますので専門家に相談することをお勧めします。パソコンをお持ちの方はホームページでも簡易耐震診断を行うことができますので、ご利用をお勧めします。
地震は人に被害をもたらすか?
地震はあなた自身に被害を与えるでしょうか?答えは、「被害を与えません」です。なぜでしょうか?理由は、自身に対する強度が十分にある建物で地震対策を施している場合は大きな被害は出ないからです。大地震の被害の大部分は家財の下敷きになったり、建物の倒壊や物の落下でけがをするからです。あなたもご自宅の地震対策をいま一度考えてみませんか?誰のためでもありません。あなた自身や、あなたの家族を守るためです。
「建設のプロ・一級建築士による木造建物の耐震相談」のご案内です。
お問い合わせ:soudan@adachi.ne.jp produced by 特定非営利活動法人 まちづくりネットワーク すまいの相談室