2007年6月3日(日)、新宿某所にて「第7回・スパイダーマンサミット」が行なわれました。
今回は映画「スパイダーマン3」が大ヒット公開中、
その興奮&感動の冷めやらぬ間にみんなで集まりたい、という大森さんからの希望もあり、
急遽この時期での開催になったのでありました。

集合時間は19時。今回のお店は教会をモチーフにしたレストラン。
「3」でヴェノム誕生になった背景を意識した? 幹事さんのナイスチョイスです。


「みなさんお久しぶりで〜す。スパイダーマン3も無事公開されてよかったですね。
今回もニューフェイスの方を交えて、大いに語り合いましょう!」
と、大森さんの乾杯の挨拶と共に始まりました。
光岡さん(アメコミライター)、斎江さん(イングラム)のお二人が新たに参加です!

開始早々、やはり映画の話題です。
まずとりあえずみなさんに何回映画を観に行ったかを訊いてみました。
もっとも多かったのがすぴさんの12回で、次が池田さんの5回です。
「すごいなぁ。3日に一回とか週1の割合で行ってる」との声が上がり、
私は4回、僕は3回と話が進んでいくのでした。
共通して言えることは1回観ただけでは分からない映画だということ。
ヴェノム、サンドマン、ニューゴブリン、MJ、そしてスパイダーマン。
軸が多すぎて、一度では咀嚼できない。
謎の黒い物体の飛来の仕方等、原作との設定の差がありながらも、
きちんとまとめているあたりは “さすがサム・ライミ監督” との意見にたどり着くのでした。
コミックと比べてはいけない、映画そのものを愉しむべきと。


裏ネタとして、「【4】でのヴィランはヴァルチャー」の説は濃厚になってきているようです。
ではホブゴブリンは・・・、後々商品展開があるそうなのでこちらも期待して良さそうですね。
カーネイジ、ブラックキャットも出して欲しい!
登場人物は監督が決めるので、新しい監督が決まってからまたいろいろな憶測も飛び交うことでしょう。
サム・ライミはどうなるのかというと、製作総指揮にまわるのでは? との大胆予想! 予想って楽しい〜〜。

ところで、こういう会なのでみんなで向かい合って「スパイダーマン」「スパイダーマン」と、普通に言っていますが、
通勤電車の中などでスパイダーマンの話をしている人たちに出くわすとドキドキするね、と意見が一致。
賛否は色々あるにせよ、「スパイダーマン観た?」なんて人が話しているのを聞くだけ嬉しい。
ほんと、私たちってWEB HEADなんだから(笑)



GO!SPIDEY!GO!



「3」それぞれの名シーン
メンバーに心に残ったシーンや気になったシーンを尋ねてみました。
結果、フレンチ・レストランでのブルース・キャンベルが一番人気。
声を揃えてペッカー、ペッカーと連呼していました。
ハリーがいい活躍を見せたことにも意見が集まりましたね。

それからジェニファーが涙ながらに中継する場面、グウェンがクレーンに襲われ落下する場面、
謎の生命体がピーターの身体から離れ、ポタポタと落ちてヴェノムが誕生する場面等など・・・。
デイリー・ビューグルのシーンは毎回楽しみとの意見も多かったです。

忘れてはならないのは “ダーク・ピーター” が調子に乗って街へ繰り出し、ゲッツをするシーン (σ`∀´)σ
皆さん素直に笑えたそうです。

トビーとハリーがオズボーン家で格闘する場面で、
ハリーがふっ飛ばされた時「高校ではかばってやったが、ぶっ殺す」と言った後に、
ピーターが「お〜怖いっ!ブルブル」とやった顔は隠れた名シーンの一つ。
『トビー・マグワイヤー=ピーター・パーカー』はまさに好適役で、私生活もそのものではないか、
というくらい素顔の彼は変わった人っぷりらしいです。
言われてみるとそんな感じがします。トビーはパーカーそのもの。あの “ブルブル顔” はトビーの素の顔にも見えます。

最後にヴェノムについて・・・、エディのダメンズっぷりはあれはあれで良い出来。
本編内でヴェノムとの決着を付けるとすればあれでよかったのではないか、との意見も出ました。

とにかく1回観たくらいでは分からないので何回でも観る価値のある映画なのは確かですね。

* * *

「スパイダーマン3」以外の話題としては、
大森さんが「1」「2」の時の声優体験で、台詞がアテレコ直前やその最中まで
コロコロかわったという苦労話を教えてくださいました。
是非「3」でも誰かの声をやっていただきたいです。

そういえばワールドプレミア開催時の貴重なお話も面白かったです。
厳戒態勢の中で行なわれた “あの催し” では
金属探知機が使われるほどの警戒ぶりだったそうです。
行かれた方の話では携帯電話は勿論、腰につけていたチェーン付財布や
鋲付のベルトまで外しての参戦だったとか。

同時期に行なわれていた六本木ヒルズ内でのスパイダーマン展、
メイ伯母さんの部屋の再現展示がされていたそうですが、
ローズマリー・ハリス本人が「It's My Room!」 と喜んでいたそうです。素敵〜。

また、出演者、監督、スタッフ等の来日時に、記者から「サンドマンのCGが素晴らしかったですね」
との言葉に対して、サム・ライミ監督が充てられた時間のほとんどを使ってペラペラ喋ってしまい、
他の出演者に話をふる時間がほとんど無くなり、司会者が慌ててしまった話などは笑えます。
監督は一つのことを真っ直ぐ見ることができるタイプ。さすがオタクといわれるだけある。
それにすっごくお喋りなんですね。


コレクション関係ではイギーさんが最近大量に手に入れたという
チャーリー・フラットのカスタムMEGOの話で盛り上がりました。
手放す人あれば集める人ありのコレクター業界。複雑ですなぁ。


MJの男遍歴フィギュアセットを出したらいいんじゃないかとか、
グウェン役のブライスがメタボリック気味だとか少々話が脱線する部分もありましたが、それもご愛嬌! 
スパイダーマンに関する話題はとにかく楽しい!!
そうそう、途中で店内の他のお客さんの誕生日が2席あり、私たちも一緒にハッピーバースデーの歌を唄ってあげたりもしました。

なんだかんだで23時過ぎまでの4時間半、スパイダーマン、特に今回は映画の話でとても白熱し、
この時期に開催できて本当によかったなぁと実感しました。





大森はじめさん
映画館限定魔除け人形を持つ大森さん。
チラリと見えるのはご自身デザインのポロシャツ。

全員集合!



それではみなさん8thで再会しましょう!!



【Photo by Ikeda & miki】

※この頁の画像は大森はじめ氏をはじめ皆様の承諾を得て掲載しております。
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