悪質ないたずらを繰り返す “ゴキブリ少年” が
ふと寂しげな姿を見せたドブ川(第24話より)
山城拓也は、ゴキブリ少年こと竹内雷太を戒めようと少年宅に向かった。
その途中拓也は、一人寂しくぼんやりと川を見つめている雷太【画像上左・マルの中】に遭遇する。
この川はJR王子駅からすぐ西側にある音無橋の下を流れている石神井川(旧流路)。
(テレビカメラのレンズを通して見る音無橋の形状は、実際のものとはかなり違った感じに映っている)


現在この場所は整備され、1988年に「音無親水公園」として再生されている。【画像上右】
春は花見、夏は水遊びが楽しめるこの公園は、1989年、日本の都市公園100選にも選ばれた。
雷太少年のいる場所は、矢印のあたり【UP画像右】。

ロケ地を訪れ、あまりの変わりように始めは同一場所だとは思えなかった。
整備前の様子が映っている当時の画像は案外貴重なのかもしれない(笑)




【撮影日:2006年12月11日(月)】







雷太家 跡
雷太の家は、【上UP画像・左】の雷太が座っている所からすぐ右奥にある。
バックに見えるのは飛鳥山公園内の飛鳥山タワー(飛鳥山スカイラウンジ)。【画像左】
このタワーは1993年に解体されている。

【画像右】今ではすっかり整備され、雷太の家のあった場所は植え込みと駐輪場になっていた。

【撮影日:2007年6月4日】









雷太が夕食(パンの耳)を買った食料品店
雷太がパンの耳を買った店は「音無親水公園」北の「森下通り商店街」にある。
店主には犬の餌にするとごまかして買ったパンの耳だが、偶然居合わせた同級生に、
「お前んとこ犬なんかいないじゃないか!」
と突っ込まれ、切れる雷太。

現在もこの商店街は存在するが、
大型店に客足をとられてしまった為か人影もまばらだった。
「食料品店」も建て替えられ、今では「ブックマート」になっている。

【撮影日:2006年12月11日(月)】




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