スパイダーマンが放送されていた当時、
連載されていた雑誌の一つ、『テレビマガジン』(講談社)で誌上懸賞企画が行われた。
“スパイダーマン大プレゼント”と銘打ってある通り、
プレゼント賞品は当時のポピーが取り扱っていたスパイダーマン主要商品をほぼ網羅している。
内容は画像上のように、6アイテムが計90名に当選した。(『テレビマガジン』1978年12月号、20頁に掲載)
これらの商品は、現在ではどれも入手困難で“コレクター垂涎の的”のアイテムばかりである。
ポピニカ・GP−7、超合金レオパルドンは勿論だが、
とりわけジャンボマシンダー・レオパルドンにいたっては
入手するのは、(現存数、価格も含め)かなり困難になってしまった。
ちなみにジャンボマシンダー・レオパルドンには第1期版と第2期版があり、
第2期版には第1期版に付属しなかったソードビッカー大(ボルテスVの天空剣を流用)
が付いていたという情報もある(※現在調査中)。
<補記>
以前(2004年9月)、ネットオークションで、ほぼ完璧な状態(シール等も未使用)のジャンボマシンダー・レオパルドンが出品され、
56万1000円という高額で取引された。
『超合金魂(徳間書店)』によれば、レオパルドン自体の販売価格は不明であるが、
その前後に発売された「大鉄人17」が3800円、「バトルフィーバー」が4600円となっている。
レオパルドンの販売価格も恐らくそのあたりであろうと推測すると、
落札価格は販売当時価格の100倍(!)以上ということになる。
(※)まだ詳細は確認できていないがジャンボマシンダーレオパルドンの右手は2種ある。
上の画像の物(恐らく2期版)はソードビッカー大が差し込めるように握りこぶしに穴が開いている。
そして下の物(恐らく1期版)は閉じている。これでは剣は差し込められない。
握りこぶしの閉じている方にはソードビッカー大は付属していないが、これは決して欠品ではない。
(どの時期に仕様変更になったのか等は引き続き調査中)
【おまけのおまけ】
この号の巻頭では、
「スパイダーマンと仮面ライダーV3 ひみつ大作戦」と題した
東映が誇る2大ヒーローのコラボ特集がカラー7頁で組まれている。
さらに巻頭付録として特別ブロマイド(写真・下)も付いていた。
(裏には何と山城拓也と風見志郎のサインまである!)
当時はテレビ放送されていた東映ヒーロー物といえばスパイダーマンのみで、
リアルタイムのヒーローだけでは雑誌編集にも限界があったに違いない。
このV3をはじめ、歴代ライダーが同系の雑誌に頻繁に登場している。