大山いづみ
5月1日生まれ
身長165センチ 体重47キロ (当時)



東映スパイダーマンにおいて美人でしっかり者の山城新子(拓也の妹)を演じた大山いづみ。
彼女が持つ清楚で落ち着いた雰囲気は、スパイダーマンが鉄十字団との戦いに明け暮れる中、いつもホッとさせてくれた。

山城新子は劇中では「城西大学」に通う女子大生(18歳)という設定になっている。
しかし第9話では「城南大学」に通っており、
第20話で拓也が書いた履歴書にも「新子(妹)城南大在学」となっている。
実際に城西大学に通うシーンは第31話でやっと出てくるので、
城南大に入学したものの、何らかの事情により城西大に編入したのかもしれない。

父・山城博士存命中は学業の傍ら、「山城宇宙考古学研究所」で父の助手をしたり(第1話)、
博士が亡くなった後は城南大学の砂村教授の助手などもしていた(第9話)。
なかなかの才女で、山城博士の血をより多く受け継いでいるのは拓也よりもむしろ新子の方だろう。
博士が長男である拓也がプロのオートレーサーになるのを承諾したのも
新子が自分の跡を継いでくれるだろうという安心感があったからに違いない。
ちなみに第1話でマーベラーが地球に飛来した折、最初に観測したのは他ならぬ新子である。

父の遺産を管理しており、山城家の財布の紐をしっかりと握っている。
よって拓也がオートバイを買い換える時などは、当然新子に許しを請わねばならないのだ(第5話)。
拓也が食事をしながら新聞を読んでいると、いつも「行儀が悪い」と注意をするのだが、
たまたま自分が読んでいる時、弟の拓次にその事を突っ込まれると、ただ一言「うるさい!」(第18話)。
第15話では、心臓病の少年が手術を受けている手術室に向かって、
「スパイダーマンは嘘つきじゃなかったわ」と涙を流しながら必死に訴える、いかにも女性らしい一面もみせている。

スパイダーマンである拓也の身内であるために常に危険とも隣り合わせだ。
劇中では以下の如く何度も危機に陥っている。
・アマゾネスにレーザー銃で撃たれる(第9話)。
・マシーンベム「へび女」に改造された親友・志摩子に襲われ意識不明の重態に陥る(第10話)。
・スパイダーマンの正体が拓也ではないかと狙いを付けた鉄十字団に拓次と共に誘拐される(第14話)。
・鉄十字団が開発した幻覚剤「マッシュ」を吸った大学の友人・安田にナイフで切りつけられる(第31話)。
・スケ番3人組に恐喝される(第32話)。・・・これは拓也の身内であることとは関係ないが・・・(笑)。
・間宮の流した情報により、買い物帰りに鉄十字団に襲われる(劇場版)。

普通車免許をもっており愛車はスズキ「フロンテ」(スズキ自動車は番組の車輌提供社)。
第10話では1976年式の「フロンテ7-S」。ナンバーは「足立50 あ ・738」。
第22話と第32話では1974年式「フロンテ360」。ナンバーは「練馬50 あ 57-72」。
(第25話では車検のためか別の車〔ギャラン?〕が登場している)

蜘蛛(第2話)とゴキブリ(第24話)が苦手。
拓也の恋人・ひとみとも仲がいい。

(大山いづみは第40話を除く全話に登場した)



■スパイダーマン以外の主な出演作品■

1974年 4月23日 われら青春! 3話からレギュラー出演 【画像@AB】
1974年12月14日 傷だらけの天使 11話 「シンデレラの死に母の歌を」 【画像C】
1975年11月 1日 少年探偵団 5話 「墓場からの使者1」
1975年11月 8日 少年探偵団 6話 「墓場からの使者2」
1976年       帽子いっぱいの涙 ★単発ドラマ
1976年       刑事物語 星空に撃て!
1976年       大非常線
1976年 2月 3日 アクマイザー3 18話 「なぜだ?! 狙われたイビル」
1976年10月 5日 気まぐれ天使 41話 「社を捨てて街へ出よう」
1977年       破れ奉行
1977年       明日の刑事
1977年       銀河テレビ小説「早春の光」 
1977年 5月18日 怪傑ズバット 16話 「殺しのぬれぎぬ 哀しみの健」 【画像D】
1977年 5月25日 怪傑ズバット 17話 「嘆きの妹 ふたりの健」 【画像E】
1978年       人間の証明 6話
1979年       ザ・チャンス ★アシスタント?
1979年 1月 7日 西遊記 14話 「地震妖怪! なまず魔王の謎」 【画像FG】
1979年 1月 8日 細腕一代記 ★レギュラー出演

1979年       新五捕物帳 107話 「扇絵残照」
1979年 3月24日 バトルフィーバーJ 8話 「鉄腕エースの謎」
1979年11月19日 炎の超人メガロマン 26話 「蜘蛛怪獣スパイダーの脅威! 変身できず」
1979年12月22日 Gメン'75 第238話「ジングルベルに呼ばれた幽霊」【画像H】
1980年 1月16日 特捜最前線 145話 「凶器が歩く街!」
1980年 3月26日 あさひが丘の大統領 23話 「私たち結婚します!」
1980年 4月23日 特捜最前線 159話 「ポルノ雑誌殺人事件」
1980年 7月19日 電子戦隊デンジマン 25話 「虎の穴は逃走迷路」

その他、時代劇への出演多数あり。


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