【1978年6月号・表紙】
新掲載にもかかわらず、まだテレビ放映前ということもあり、
「スパイダーマン」の扱いは小さい。








【カラーグラビア記事】
『テレビマガジン』(画像左)、『テレビランド』(画像右)共に3頁で特集。
敵組織の名称は鉄十字団ではなく紅十字団と表記。
(実はテレビ放送の第1話と第2話は紅十字団として収録。アフレコ時に鉄十字団と言い直している)
初期撮影スチールの為、スパイダーマンの腕にブレスレットは装着されていない。


■テレビマガジン■
「てきか?みかたか? こいつは何者だ?」
スパイダーマン、山城拓也、ニンダーが実写で紹介されているが
レオパルドンやモンスター教授はまだイラストによる掲載のみ。

■テレビランド■
「宇宙からきた新ヒーロー!! スパイダーマン」
スパイダーマン、山城拓也、ニンダーに加え、佐久間ひとみ、
山城新子といった女性陣のスチールも取り扱っている。
ほぼ1頁を使って掲載された関口敏雄によるレオパルドンのイラストが素晴らしい。
テレビ放送が直前(約2週間後)にもかかわらず、
放映開始の期日が5月10日と誤表記になっている。(実際は5月17日)








【コミカライズ】
コミカライズはテレビランドのみ掲載。
テレビマガジンで連載が始まるのは2ヵ月後の8月号から。

■テレビランド■
漫画は斎藤栄一(※)による。原作・八手三郎のクレジットは次号より。
ガリアは人≠ナはなく巨大グモの姿で登場し、
拓也の腕を噛み「スパイダーマン」の能力を与える。
また、ブレスレットを右手に装着したり、モンスター教授を
「プロフェッサー モンスター」と呼称するなどTV版とは異なる点が多々ある。

(※)現:西東栄一




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