スパイダー星人のガリアによってつくられたレオパルドンは、
スパイダーマンによって操縦される。
その使命は、宇宙の平和を乱す鉄十字団を倒すことだ。

スパイダーマンは巨大化したマシーンベムと戦う為、
GP−7に乗り込みマーベラーとドッキングする。
そして、「マーベラー、チェンジ、レオパルドン!」の掛け声と共に、
戦闘用ロボット・レオパルドンへとチェンジさせるのだ。

(C)M.C.G/東映






スーパーロボ・レオパルドンにはマシーンベムを一撃で倒すことのできる
さまざまな必殺武器が隠されている。

■レオパルドン全戦闘データ■
      (対戦相手・戦闘時間・使用した武器)


第01話 暴君竜 35秒47 アークターン、ソードビッカー
第02話 双頭鬼 36秒81 レオパルドン・ストリングス、アークターン、ソードビッカー
第03話 幻妖虫 1分15秒88 アームロケット、アークターン、ソードビッカー
第04話 半魚人 1分26秒30 透視光線、レオパルドン・ストリングス、アークターン、ソードビッカー
第05話 鳥神獣 58秒14 レオパルドン・ストリングス、アークターン、ソードビッカー 
第06話 ロバキラー 56秒15 レオパルドン・ストリングス、アークターン、ソードビッカー
第07話 サソラー 30秒08 アークターン、ソードビッカー 
第08話 怪猫獣 1分5秒16 アームロケット、アークターン、ソードビッカー  
第09話 カブトン 1分00秒16 アークターン、ソードビッカー 
第10話 (レオパルドン未登場) 
第11話 深海王 33秒90 アークターン、ソードビッカー 
第12話 (レオパルドン未登場)
第13話 暴走獣 32秒02 アークターン、ソードビッカー
第14話 コウモリ男 19秒46 アークターン、ソードビッカー
第15話 キラー一角獣 12秒60 ソードビッカー 
第16話 ムカデ鉄人 20秒57 アークターン、ソードビッカー
第17話 岩石男サムソン 37秒70アークターン、ソードビッカー
第18話 食虫植物 9秒50 ソードビッカー
第19話 カメンガー 28秒19 レオパルドン・ストリングス、ソードビッカー
第20話 原始人 21秒69 レオパルドン・ストリングス、ソードビッカー
第21話 タンクバッファロー 15秒49 ソードビッカー
第22話 ドクロ怪人 30秒37 アークターン、ソードビッカー
第23話 (レオパルドン未登場)
第24話 ゴキブリコンビナート 9秒57 ソードビッカー
第25話 ガニ魔 9秒57 ソードビッカー 
第26話 噴火獣 18秒47 ソードビッカー 
第27話 (レオパルドン未登場)
第28話 マグニナマズ 18秒78 ソードビッカー 
第29話 (レオパルドン未登場)
第30話 (レオパルドン未登場)
第31話 キノコンガー 28秒55 ソードビッカー、アームロケット
第32話 電気ミミズ 22秒48 アークターン、ソードビッカー
第33話 火炎ギツネ 10秒21 ソードビッカー
第34話 スクラップマン 16秒80 ソードビッカー
第35話 (レオパルドン未登場)
第36話 鉄面ミラクル 14秒86 ソードビッカー
第37話 えん魔大王 13秒34 ソードビッカー
第38話 イレバワニ 10秒08 ソードビッカー
第39話 大鳥人ファイター 15秒74 ソードビッカー
第40話 (レオパルドン未登場)
第41話 ビッグモンスター 22秒67 ソードビッカー

劇場版 海魔王 42秒96 レオパルドンパンチ、アークターン、ソードビッカー


<付>■コックピット内 アクション&スイッチ操作■





@【シールド】
現在でも「東映戦隊ものシリーズ」に延々と受け継がれている、
変身ヒーロー+巨大変形ロボット+剣という構図は、
このスパイダーマンが原点となっているわけだが、
本来ならレオパルドンはそれに加えて「シールド(楯)」を持って戦うはずであった。(写真上・左参照)
しかしご存知のように巨大戦では必殺技のソードビッカーをいきなり繰り出す設定になった為、
相手の攻撃を防御するこのシールドの必要性は全くなくなってしまったのだ。
よってこのようにシールドを持ってレオパルドンが戦うシーンは劇中では一切無い。
これはスチール用に撮られたものと思われる。


A【高下駄】
第8話の補記でも触れているが、レオパルドンは高下駄を履かされている。
当時は番組制作において玩具販売が大きなウエートを占めていた為、
可動よりもプロポーション重視の設計にし“カッコイイロボット”をつくる必要があったのだ。
それゆえ、マシーンベムとの身長が合わなくなり、
巨大戦での絡みはほとんどなく、その戦いは瞬時に終わってしまう。
(レオパルドン史上最強ロボット説はここからなる!)
ところが写真をよく見ると、実はマシーンベム第1号暴君竜も高下駄を履いていたのだ。
写真右のスパイダーマンとの絡みをみれば一目でわかるはずだ。
ということは、いったいレオパルドンはどこまでの高下駄を履いているのだろうか?!
あまりにも大きすぎるのである。(再び写真左)
左右の写真を比較し推察すると、
スパイダーマンの身長はレオパルドンのお腹の位置までしかないのだが!?
(ここまで大きいと逆に着ぐるみの中の人の頭の位置も気にかかる)

とにかく第1話はレオパルドンの巨大戦も考慮に入れて、
対戦相手にも高下駄を履かせ、頭にはカブトをつけて、見た目の身長差をなくしている。
しかし高下駄を履かせていてはベムが巨大化するまでのシーンが撮りにくくなってしまうし、
着ぐるみ製作にもコストがかかってしまう(ただでさえ予算がなかったのに)。
よって第2話からのベムには高下駄を履かせていない。

レオパルドン瞬殺の理由には色々な説があるが、
この「高下駄」も大きな理由の一つではないだろうか。


B【幻のレオパルドン登場シーン】
通常のレオパルドンの登場は空中でGP-7とマーベラーがドッキングして
変形しそのまま地上に舞い降りるのだが、
初期設定の段階ではこんな登場シーンもあった。

マーベラーに乗り込んだスパイダーマンが、
「マーベラーファイヤーサンダー!」
と発すると、
マーベラーは炎の爆撃機となりマシーンベムに体当たりする。
そしてそのまま地中にもぐり込み「マーベラー、チェンジレオパルドン!」
地中を破ってレオパルドンが出現!!
という凄まじいものである。
しかしその勇姿を見ることは出来なかった。残念。


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                                           レオパルドンに秒殺された“哀しき戦士”達
マシーンベム名鑑