第4回掲載 1970年4月号
構成/小野耕世
■サブタイトル
強すぎた英雄
■ページ構成
【4C】16頁
【2C】32頁
【1C】51頁
計 99頁
■STORY
「カンガルー男」といわれた殺人プロレスラーが突然日本にやって来た。
彼はあまりの狂暴さゆえ、アメリカのプロレス界から追放されたのだ。
ある日スパイダーマンはレスラー達に襲われていると勘違いをしてカンガルー男を逃がしてしまう。
エレクトロ事件=i※)でスパイダーマンに恨みを持つ「情報新聞社」はスパイダーマンを悪者に仕立て上げた。
強盗を繰り返すカンガルー男は「実験用バクテリア」を手に入れた。
このバクテリアが放出されると、東京中の人々が危険にさらされる。
都民は狂ったように、われ先にと脱出を図った。
汚名を晴らしたいスパイダーマンは廃ビルに潜むカンガルー男を倒し、バクテリアのカプセルを奪い返した。
「お前はいずれおれと同じ運命をたどる」
カンガルー男が最後に言った言葉がスパイダーマンの心の中で反芻する。
大いなる力を持つがゆえにふりかかる悲劇。カンガルー男も被害者だったのかもしれない。
スパイダーマンは自分も同じ過ちを犯すのを恐れ、コスチュームを川に捨てた。
※以前、情報新聞社は宣伝の為エレクトロ退治に一千万円の懸賞金を出したが、
スパイダーマンがエレクトロを倒し金を払うはめになり、逆恨みをしている。
第5回掲載 1970年5月号
池上遼一オリジナル作品
■サブタイトル
にせスパイダーマン(前編)
■ページ構成
【4C】16頁
【2C】32頁
【1C】48頁
計 96頁
■STORY
第6回掲載 1970年6月号
池上遼一オリジナル作品
■サブタイトル
にせスパイダーマン(完結編)
■ページ構成
【4C】16頁
【2C】32頁
【1C】48頁
計 96頁
■STORY
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