第10話
「炎地獄にへび女の涙を見た」
●放送日:1978年7月19日(視聴率6.7%)
●脚本:上原正三
●監督:佐伯孚治

◆ゲスト◆
鹿沼えり(役名:北沢志麻子)・「秘密戦隊ゴレンジャー」等にも出演
岩城和男(役名:警察病院医師)・「仮面ライダー」等にも出演

■登場マシーンベム:へび女


霧深き山中に「へび女」が出没。
久しぶりに新子は幼なじみの志麻子を訪ねた。
しかしすでに彼女は鉄十字団によって改造されていた。
新子にのびる「へび女の牙」。 急げスパイダーマン!


(写真・左)
最近、白蛇山一帯では、ハイカー達が謎の死を遂げる等の妙な事件が頻繁に起こっている。
新子は、父・山城博士が殺される1ヶ月前に残した「観測日誌」に、
白蛇山のことで気になる事が書いてあったのを思い出した。
それによると、
「白蛇山に落下した隕石を北沢博士(志麻子の父)と発掘するが、
かなり強度の放射能反応があるため、再び埋めた。
しかし後日何者かに持ち去られた」
と書かれてあった。
これが今回の一連の事件と何らかの関係があるのではと、
新子は北沢博士と志摩子に会うため、
白蛇山山中にある「北沢隕石研究所」へ向かった。

(写真・中)
新子は研究所を訪ね、志麻子と久しぶりの再会を果たした。
だが、真夏なのに暖炉を焚いたり、カーテンを閉め切ったりするなど、
どうも志麻子の様子がおかしい。

(写真・右)
新子は志麻子のことが心配になり、今日はここで泊まることにした。
真夜中にふと目が覚めると志麻子の姿が見当たらない。
志麻子を探しているうちに新子は不審な地下室を発見した。
そこで新子は志麻子に襲われてしまい、意識不明の重態に陥る。

実は既に志麻子はモンスター教授の改造手術を受け、
マシーンベム「へび女」に改造されていたのだ。





(写真・左)
あくる日志麻子はアマゾネスの命令を受け、意識不明の新子を車に乗せ、
事故に見せ掛け崖から落とし殺そうとしたが、
新子の車はスパイダーマンの「スパイダーネット」に救われる。
スパイダーマンは新子の身に何かが起こると胸騒ぎがして、GP−7で駆けつけたのだ。

(写真・中)
マシーンベムとなった志麻子であるが、彼女には人間の心、理性が残されていた。
しかし、ネックレスに仕込まれたコントロール操作により、
アマゾネスの命じるがままにしか行動できなくなってしまう。

(写真・右)
志麻子は意識不明の新子が警察病院に入院したことを拓也から聞きだした。
アマゾネスから、秘密を知った新子を始末するように指令を受けた志麻子は
看護婦になりすまし病院に潜入した。
そして、へび女の姿に変身した志麻子は新子の病室に忍び込み殺そうとしたが、
スパイダーマンが事前に察知しており、張り込んでいたため一端退散した。





(写真・左)
スパイダーマンは新子がうわごとで「志麻子・・・」とうなされているのを聞き、
まさかとは思ったが、調べてみる必要があると白蛇山の北沢研究所に向かった。
そして研究所の地下に鉄十字団の要塞があるのを発見した。
鉄十字団は奪った隕石のエネルギーを利用して凄まじい威力を持つミサイルを開発していた。
(さらにスパイダーマンは白骨化した北沢博士を発見する)

(写真・中)
潜入したスパイダーマンの殺害指令をアマゾネスから受けたへび女であったが、
昔から拓也に淡い恋心を抱いていた志麻子に拓也を殺せるはずがない。
「へび女、もしや君は?」
スパイダーマンはへび女がやはり志麻子であることを悟った。
「拓也さん、私は死ななければならない、さようなら拓也さん」
志麻子は自らの「火炎砲」で身体に火を放ち命を絶った。

(写真・右)
このあとスパイダーマンはマーベラーを呼び、地下要塞を木っ端みじんに爆破した。


幼なじみの志麻子の命を奪った鉄十字団に対して、
拓也の、スパイダーマンの怒りはますます激しく燃え上がるのだった。
許すなスパイダーマン! 鉄十字団を討て!!



■レオパルドン戦闘データ■
レオパルドン未登場のためデータなし


〈補記〉
今回はマシーンベムが巨大化しなかったためレオパルドンの登場場面はなかった。
マーベラーのみ、鉄十字団の開発した「宇宙長距離砲」を爆破するため出てきている。

新子が入院して心配な拓也ではあるが、ひとみの前では平然を装う為か、
バイクの手入れをしながら鼻歌まじりに「駆けろ!スパイダーマン」を唄うという珍しいシーンがある。

それにしてもなぜ志麻子はスパイダーマンの正体が拓也だとわかったのだろうか? 
拓也に対する愛の深さなのか? 謎である。


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