大森順一(拓次の同級生)は働きに出ている母に代わり買い物をする(第15話より)
 
【画像左】
この日も夕食材料の買い出しをする順一くん。肉屋ではタマゴ2個、八百屋ではきゅうり2本を購入。
今とは違って大型ショッピングセンターのなかった時代はこうして何軒も専門店を回って買い揃えていたのだ。
そこには店の人とのかかわりがあり、心と心のふれあいがあったに違いない。籐製の買い物籠もなつかしい。

【画像右】
当時の八百屋(清水青果)は弁当屋に、手前の魚屋はクリーニング店に様変わりしていた。

■上井草商店街は「アニメとラグビーのまち」■
上井草には機動戦士ガンダムやケロロ軍曹でお馴染みのサンライズの本社、
早稲田大学ラグビー部の練習グラウンドがあるのでこのキャッチフレーズが付いた。
そして商店街のあちこちには「アニメとラグビーのまちであります!」とケロロ軍曹がVサインをしている旗が掛けてあった。






山城拓也に注意され立ち去る拓次(背番号「2」)たち

【画像左】
偶然通りかかった拓次たちは買い物をする順一をからかい、買い物籠を奪った。
その現場を拓也に見つかり、注意された拓次たちは買い物籠を放り投げ、逃げていった。

【画像右】
緑のテントがある茶専門店だけは当時の面影をしっかり残し、新品に張り直したテントはピカピカに光っていた。
日曜日に撮影した為ほとんどの商店はシャッターを下ろしていたが、普段は通勤通学に都心へ向かう乗降客で賑わうことであろう。







【画像左】
順一少年のもとに歩み寄る拓也。後方に見える建物は西武新宿線「上井草駅」。

【画像右】
駅は新築されていたが雰囲気は当時のまま。
ポスト、掲示板は現在も同じ場所にある。


※なお、本エピソード内の学校でのシーンは、杉並区立三谷小学校(上井草商店街南にある)がロケ地として使用された。



【撮影日はすべて2007年6月3日(日)】



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