ラブジョイ彗星 C/2014 Q2 (Lovejoy)

2014年8月17日に発見されたラヴジョイ彗星が、地球に最接近(2015年1月7日)し、当初の予想よりも明るい3.7等(20
15年1月13日)の肉眼彗星となった。又、1月30日には太陽に最接近しました。2015年3月1日現在は 5.6等。
双眼鏡を使うと、淡く広がった彗星を見ることができますが、次第に暗くなっていきます。 現在、月明かりの影響
があり、観測不適。
3月9日頃から月明かりの影響がなくなりますが、予想光度は 6等級前半で肉眼では見えません。
しかし、カシオペア座に近づく為、双眼鏡で見つけやすくなります。又、彗星は3月5日頃から周極星(一日中地平線
下に沈まない星)となります。(3月1日更新)

1月13日・20日のラブジョイ彗星(写真)


下の星図は、2014年10月から2015年4月にかけての軌道図で、日時は各月の30日午後 8時です。



下の星図は、2014年12月23日から2015年1月22日にかけての星座間移動で、時刻は午後 8時です。
数字は、左から月日・予想光度(12/14時点)




12月20日〜31日までの詳細位置( 間隔 1日、時刻は午後10時30分)。 数字は、左から月日・予想光度(12/14時点)。




1月7日〜17日までの詳細位置( 間隔 1日、時刻は午後 6時 50分)。 数字は、左から月日・予想光度(12/14時点)。



下の星図は、2015年1月7日から19日にかけての彗星の位置で、時間は午後6時52分です。 この期間の予想光度は
3.9等〜4.1等。この期間、彗星は最大光度となっていて、又、目印となる星座・明るい星があるので見つけやす
い時期ででもあります。7日〜10日は オリオン座を目印に、11日〜14日はアルデバランを、15日〜19日はアルデ
バラン・M45を目印に最初は双眼鏡で探してみよう。丸い雲のように見えるものが見つかれば、それが彗星です。
又、位置が確認できたら、肉眼で見てみよう。尚、肉眼彗星となっていますが、夜空の明るい所では肉眼では見
えません。※彗星の尾は伸びている方向を表示したもので、光度は1月10日の光度から予想したものです。



下の星図は、2015年1月20日から23日にかけての彗星の位置です。この期間の予想光度は4.2〜4.3等。この期間は
アルデバラン・M45を目印に最初は双眼鏡で探してみよう。丸い雲のように見えるものが見つかれば、それが彗星
です。又、位置が確認できたら、肉眼で見てみよう。 尚、肉眼彗星となっていますが、夜空の明るい所では肉眼
では見えません。※彗星の尾は伸びている方向を表示したもので、光度は1月10日の光度から予想したものです。



下の星図は、2015年2月7日から22日にかけての彗星の位置です。 この期間の予想光度は5等前後〜5等級半ば。
この期間はカシオペア座のMを目印に双眼鏡で探してみよう。丸い雲のように見えるものが見つかれば、それ
が彗星です。肉眼光度となっていますが、彗星は恒星と違い、光が散光しぼんやりとしているので、肉眼では
見つけることができないでしょう。 彗星の位置は午後7時20分で、カシオペア座の高度は10日が約46°、16日
は約43°、22日は約40°です。又、彗星の近くには、アンドロメダ大星雲・M31(3.5等)があり、肉眼でも小さ
な雲のように見えます。 ※彗星の尾は伸びている方向を表示したもので、光度は2月10日の光度から予想した
ものです。



下の星図は、2015年2月7日から27日にかけての星座間移動で、彗星の位置は薄明終了時。数字は、左から月日
・予想光度(2月10日の光度から予想したものです)。



下の星図は、2015年3月9日〜23日にかけての彗星の位置で、時間は午後 7時43分です。この時間の彗星の高度は
9日が約34°、16日は約30°、23日が約28°です。カシオペア座のM(W)は明るいので肉眼でも見えるので、こ
の星座を目印に双眼鏡で探してみよう。(彗星の尾は伸びている方向を表示したものです)



彗星の尾は伸びている方向を表示したものでです。

肉眼で見える星は、一般的に光害の無い空で人の瞳孔が7mmまで開くとして、6等星まで見えるとしています。
瞳孔が 7mmまで開かない中高年の人・他(瞳孔が 5mmまで)、又、少しでも光害がある空では 5等星までしか
見えないという説明があります。 彗星は恒星と違い、光が散光しぼんやりとしているので、肉眼で見ること
ができる明るさは、光害がなく透明度の良い空で 5.6等、瞳孔が 5mmの人で4.6等くらいだと思います。



四万十の空から/星空への招待