これが「エルムGX」に付いていたスプール。エルムGXとはセルフセンタリングを採用した中・大型スピニング「エルムG」(「もどりますひろえます」とかいってテレビで宣伝してたやつね)の後継機で、折りたたみベールや横折れハンドルなどとともに、こんなスプールを採用していました。当時(30年くらい前)の売り文句は飛距離が伸びることでした。

 一見AR-Cスプールとは違うようですが、糸巻き面とスプールエッジの位置関係は同じです。

 ただ、このデザインでロングスプールにすると、スプールが前に伸びすぎてものすごくカッコ悪くなります。もしかすると、こういうスプールも試作したものの、あんまりカッコ悪いからいまみたいな形状にしたのかなとか、思っちゃいます。

 でも、07のデザインって04とあまり変わらないから、いっそこういうスプールで「おお」と言わせて欲しかったな・・・と無責任に言ってみたりして。