これは私が自分のリールを直すために作ったスプリングの図面です。機工屋さんやばね屋さんで、「LR各1」として作ってもらってください。
 なお、ばね製作に関してはご自身の責任で行ってください(なにかあるといけないので、一応書いておきます・・・)。

すき間
 実際のスプリングは、すき間を開けて巻いています。これは線材同士の接触を避けて寿命を延ばそうというものだと思います。その場合は、口頭ででも0.5〜1mmずつ開けるように指定してください。

 その場合、右の70年代のもののようにすべての巻き部に対しすき間が開くようにしてください。

 復刻版のスプリングは、この写真のとおり、両端で線材が接触する形状になっています。これでは意味がないと思います。こんな巻き方なら、上図のような巻き方でいいでしょう。

 この両端形状って、圧縮ばねじゃないの? 長すぎるLポイントを切ったときもぐずっていう感じで切れました。私がばね屋さんに発注して作ったスプリングとは感触(こっちはぱちんと切れる)が違います。材料もおかしいのでは・・・。