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2019年4月7日、冷え込み、減水、先行者ありの坂内川を見切って、そのまま八草トンネルをくぐって日本海へ行きました。(2019/4/12)

 見慣れない魚は釣りサンデーの釣魚図鑑で調べたところ、タケノコメバルらしいです。

 ストラディックCI4+C2000Sに巻いてあるのはサンライン・スモールゲームFC2lb0.6号です。最近いつも使っていた08TPC2000Sは同ラインの1.5lb0.5号を巻いて強度は十分だったのですが、2lbが余っていたので巻きました。

 細糸は麻薬みたいなもので1.5lbに比べると太く感じます。でも、使えないわけではないので使っていました。

 しかし、この魚はヒット後海藻に潜り込んでしまい、藻の団子ごと引っ張り出したので、2lbにしていて助かりました。

 そういえば最近スモールゲーム2lbを補充用に買ってきたところ、ソルティメイトブランドの新型になったのにともなって2lbは0.5号になっていました。最高強度2.5lbとなっていたのでIGFAインチキ表示ではないようです。でも、この日みたいなことを考えると、号数を維持して0.6号2.5lbにしたほうが良かったかなとか。

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 『特化型リールの理由』に続き『ReelReview』も発売予定。よろしくお願いいたしまする。

 2019年4月7日坂内川です。ノーヒット。前日は庄川でノーヒット。このHPのバックナンバーやらFBの過去の書き込みを見ると、4月前半くらいはこんな感じ。そんなわけで、このあと八草トンネルをくぐって美浜に行きました。 (2019/4/8)

 リールはよく考えたら初登場のカーディナルC3。これは元々弟の高校だか大学だかの入学祝に買ってやったものの、実家にほってあったので手元に置いているリール。そんなわけで、実はこの前日が初使用。

 アウトスプール化とともにレッグが長くなっていて、33よりもかなり大ぶりな印象。しかし、減速されたスプール往復や軽量ローターのおかげで、33などインスプールよりも巻き取り感はいいかも。スクリューギアも相まってルアーの抵抗がほどよく感じられます。もっともローターの軽さは薄い腕部によるもので、おかげでベールスプリングの寿命が大変なことになっておるわけですが。

 昔の太いモノフィラ前提のせいかスプール幅に対し往復幅がかなり狭く、上下の死点でひどく糸が盛り上がってデコボコに巻き上がります。なので、途中から下巻き(ナイロン3号+2号)を手で巻いてフラットにしたうえで1号ナイロンを50m巻きました。

 ストローク不足によるトラブルを防ぐため、スプール径43mmに対し糸は38mmにとどめました。で、投げてみると、思ったより飛びます。ストローク不足でスプールの中ほどをメインにラインが巻かれるため、スプールエッジを叩く頻度が少なく、擬似AR-Cスプールみたいになっている模様。ライントラブルもありませんでした。

 たしかにまあ使えるリールで、ベールスプリングをとっかえひっかえ使っている人が少なからずいるのもちょっと納得。

 ところで小説出したんですよ。

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 最新リール本『特化型リールの理由』も絶賛発売中(思ったより売れてます)。『ソルトウォーター』掲載のものは引き続きKDP版を作成中です。陽子ともどもよろしくおねげえいたしますだ。

 電子書籍第22弾『特化型リールの理由』発売しました。「理由」は「わけ」と読むと語感がいいような気がしますが、お好きに読んでいただいて結構でござんす。 (2019/4/1)

 『ソルトウォーター』の連載『特化型リール、たる理由』を収録したものです。釣種別モデルはスタンダードモデルとどこが違うのかのほかに、アジング・メバリング、シーバス、エギングといった釣りの歴史も簡単ですがまとめています。

 『ソルトウォーター』のリール関係はほかにもたくさんあるのですが、どうしようか考えているところ。昔ほどバラしたり測ったりしていないので、そうしたものをだらだらと全部入れてもどうなのかとか、それでもその時々のリールが出てくるのもいいんじゃないかとか、何か語っているっぽい部分を抽出してコンパクトにした方がいいのかとか思案中です。

 表紙見直しの最後に、『Let's Inner Spool!』も刷新しました。中身は基本不変ですが、色画用紙を使った各リールの扉写真を白バックに差し替えました。すでに購入されていて更新されたい方は、このようにお願いします。

 ところで小説出したんですよ。

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 『ユキ』を発売時に「釣り」カテゴリで申請したら却下されたので、『アキ』と『フィッシングライター陽子』は最初から別カテゴリ(「SF・ホラー・ファンタジー」と「ミステリー・サスペンス・ハードボイルド」)で出していました。

 でも、今回ある理由を付けて『フィッシングライター陽子』の「釣り」へのカテゴリ変更を申請したら、あっさり変更してもらえました。同じ理由を付けて『ユキ』『アキ』も申請したらどうなるんやろ。

 一昨年(だったっけ?)買ったストラディックCI4+C2000Sのドラグナットかかりものすごく浅い問題を解決しました。 (2019/3/23)

 この個体はどこか寸法がおかしいらしくて、スプール下のワッシャーを写真のようにたんまり入れないとラインが平行に巻き上がりません。で、恐ろしいのが、ドラグナットのかかりがきわめてわずかになってしまうことです。現状のかかりは2山くらいで、使用位置からノブを2回回すとスプールが外れます。

 それでもまだごくわずかに前巻きなので、さらに一番薄いワッシャーを足すと、1回転半も回さずにスプールが外れます。これはむちゃくちゃ怖い。シマノML1 のドラグナットが購入当日つぶれた記憶がよみがえってきます。

 そんなわけで、なんとかならんかとノブをばらしてみたら、なんとかなりました。

 もともとは、ノブの左に見える黒アルマイトの六角ナット、画面手前のステンワッシャー、ナットの左のコイルバネの順に入っていました。

 ここからステンワッシャーを取り除き、さらにナットを最初上側にあった円筒形の出っ張りが下に来るように入れ直しました。なお、バネの内径が円筒形部分ギリギリなので、軽く入る向きで組みました。

 結果、1〜2山しかかかっていなかったドラグナットが、4山くらいかかるようになりました。ステンワッシャーはアルミのナットがバネの端面に直接当たらないように入れてあるのだと思いますが、浅溝C2000でそう強く締めませんから、なくても大丈夫でしょう。

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 既刊ですが『川マス』の表紙を変えました。そのほかタイトルのフォントを変えたのが数冊あります。理由はまた今度。すでに購入されていて更新されたい方は、このようにお願いします。

 2019年3月17日美浜のへんのカサゴです。風は立っていられないくらい吹くわ、アラレ・ヒョウまじりの土砂降りにもなるわで大変でしたが、なんとか夕方に釣れました。終わり良ければすべて良し。 (2019/3/18)

 アラレとヒョウの境は直径5mmだそう。一時そのくらいのも降りました。渓流行かへんのかというところですが、この天候で山に行ったらもっと悲惨でしょう。

 フラッシュをたいていますが、釣ったのは6時半(カメラのデータでわかるとはすごい時代やのお)で、まだまわりが視認できるくらいです。メバルやカサゴは夜行性なのでこれからというころですが、このあともう1匹小さいのが釣れたころロッドも見えなくなったので終了しました。せっかくのHMGの気持ちいい曲がりが見えないのでは楽しさ半減です。

 前日は越前方面に行っていてなかなか釣れず暗くなるまでやって、困ったのはラインピックアップでした。どうしてもトップガイドに巻き当ててしまうことがあって、そのたびにストッパーをオフにしてラインを出しました。塩水誌で取材したアングラーの中にはピックアップのしやすさのためにグローワームを使うという人もいたので、みんな困るんやろね。

 (いつも言っとるが)ストッパーレバーのあたりに押しているあいだだけストッパーがフリーになるボタンでもあれば便利だと思うんですが、時代は逆の方向に進んでいるようで。

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 既刊でござんすが『その後の名門』の表紙を変えました。元の表紙は誌面掲載時の色使いに酷似してしまっていたので。でもちょっと文化祭のポスターみたいかも。

 本文中の写真の「色かぶり」を補正して、色合いをよくしています。すでに購入されていて更新されたい方は、このようにお願いします。

 電子書籍『マイナーリールの紳士録』シリーズの表紙を刷新しました。統一感をもたせるとともに、画質もクリアにすっきりしました。いかがなもんでござんしょう。 (2019/3/11)

 前の表紙は順に、ミッチェル408A、スピードスプールBB、カーディナルC3でしたが、一冊目は内容を象徴するものとしてコメットに替えました。

 ところで、自分が思ったよりも売れるのが『TACKLE RESEARCH[スピニングリール編]』です。これは表紙がステラだからではないかと思っております。そう考えると、『マイナーリールの紳士録』シリーズも順に、カーディナル44、バンタム100、アブマチック170あたりのほうが売れたのかなといまさら。まあ、そうしないのがわたくしらしいところというか。

 このほか、『きわめて私的なミッチェルストーリー』も表紙を変更しました。

 『TACKLE STUDY』『80年代リールの歴史』『Cardinal』『MITCHELL』『BAIT CASTING REEL』は、表紙写真の画質を改善しています。本文中の写真もゆくゆくはと思っていますが、お時間ください。

 すでに購入されていて表紙を新しくされたい方は、このようにお願いします。

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 『フィッシングライター陽子』も表紙をなんとかしたいところですが、イラスト描けんしなあ。かといって小説の表紙の実写は難しい。誰かモデルにならんか。

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