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2004年6月28日、朽木渓流魚センターのニジマスです。リールはカーディナル300U。なに? アブやらミッチェルやらPF系のリールばっかり出てくるのは、リールもらっとるからやないかですって? いえいえ、このリールはAF誌のリール特集で編集部から借りたもの。テストがてら投げにいったのです。
それにわたくし、釣り具に関係した文を書くようになってからは、ロッドやリールは受け取らないことに決めてるのですのよ。ほほほ。あげるって言われたこともないけどね。(2004/12/22)
あ、大垣駅前で天ぷらそばおごってもらったことならあるぞ・・・。
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1993年5月23日、長良川のナマズです。岐阜に帰って3年目、長良川河口堰の工事は着々と進んでいました。一方地元岐阜の人がこの問題について、ほとんど関心がないことがわかってきたころでもありました。
このころ私は、長良マス(サツキマス)を釣り、再びこの川にリリースすることが、工事を進めている連中や無関心な岐阜県人に対する抗議だと思っていました。でも、マスは釣れません。それどころか、この1週間前、やっと掛けたマスは流れに突っ込み、ラインを切っていきました。
私は自らの禁を破り、ルアーのフックをすべてバーブレスからバーブ付きにして釣行しました。そして釣れてしまったのがこのナマズです。ナマズの硬い口に刺さったフックはなかなか外れません。血だらけのナマズを川に返して、いったい自分は何をしているんだろうと思いました。
これが私が長良川へ行った最後の日になりました。 (2004/12/5)
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2004年11月10日、アーネストクラブのブラウントラウトです。
山中(郡上八幡の東のほう)のエリアゆえ魚が昆虫食になっているようで、ルアーへの反応はいまひとつ。夕方フライの人たちが入れ食いになっても、スプーンは無視。
ところが、終了間際、なかばヤケで投げたブレットン3g(フックはがまかつ大鮎スペシャル8.5号の自作シングル)にブラウントラウトが連続ヒット。さすがブレットン。ダイワさん、来年からもずっと売ってね。(2004/11/11)
点々はペイントマーカーで打つし、フックはシングルに替えちゃうから、点なしフックなしの特別仕様でいいぞ・・・その方が高いか。
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1997年4月26日、揖斐川のサツキマスです。撮影後、フックを外そうと魚を裏返して、私は息が止まりそうになりました。ダンサーのフックが魚の目玉に絡みつくように刺さっていたのです。
ルアー&フライはスポーツ・ゲームフィッシングといわれます。日本流悪しき乱獲皆殺し釣りに対するアンチテーゼとして貴重な考え方だと思います。でも、釣りには、“スポーツ”というには罪深い面があるということを、心の隅にでも持っていたほうがよいと思います。まして、リリースすればいいだろうと“ゲーム感覚”で数釣りに走るのは、“ゲーム”の解釈が間違っているような気がします。 (2004/10/28)
だからって、(しょせん)遊びで釣った魚を殺して食べる主義の人が、「食べてやってこそ魚は成仏するんだ」なんていって、キャッチ&リリースを批判するのは、それこそどうしようもない自己満足だと言っておきます。
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2004年10月2日、大安トラウトレイク(ゴメン! アドレスが違ってました)のバスです。終了間際の夕方5時、有終の美やあと思ったら、バスやんけ・・・。
ゴムネットは一見ミーハー(そう思う私はへそ曲がり?)ですが、桟橋からの釣りならこっちのほうがリリース早いし体も楽。フライの人もどうぞ。
この日は台風の激濁りで大苦戦。それでも本命ニジマスを3尾。たいしたもんだ。まだ水温が高く、居付きのギルが5尾、そしてこのバス。これを当日の尾数にカウントするのは、反則か? (2004/10/4)
本命の写真がなぜないのかって? 桟橋の上でばたばたさせるのははばかられたから、撮らなかっただけです。ううう、うそじゃないぞ。
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2004年6月5日、御母衣湖のサクラ・・・銀毛ヤマメです。
昔々、シマノの自転車パーツがはじめてヨーロッパに進出したとき、十分な耐久性を持たせたはずなのに、「カンパニョーロのほうが強い」と言われたそうです。原因を調べたら、走行中に侵入する砂塵や泥で磨耗が進んでいたのだそうです。一見過剰な耐久性に見えた欧州製品は、この点を考慮して作られていたわけです。
そう考えると、かつてのカーディナルやミッチェルがメインギア軸に鉄系材料を使い、それを支えるブッシュも過剰とも思える長さだったのも、現実のフィールドでの使用を考えたものだったのだということがわかります。 (2004/9/16)
だからって、こんなふうに泥が付くようなことは避けたほうがいいです。
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2004年7月15日、庄川支流のヤマメです。一見大きく見えますが、これはコンパクトデジカメで撮ったために、画面のゆがみが大きいからです。そう思って見ると、ルアーもばかでかく写っています。デジタル一眼を持って川を歩くのが怖かった(落水させたらショック死しそう・・・)からなのですが、いかんですな、これでは。
カメラって屋外で使うほうが多い機械なのに、防水防塵性を考えた製品が少なくないでしょうか? 特に一眼レフって、仕事で使う人も多いのにね。 (2004/9/6)
私が知らないだけ?
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2004年7月23日、庄川水系のイワナです。小さい? これしか釣れんかったもん。
ロッドはダイコー#GL‐256HS。知らない? 当然でしょう。25年くらい前のロッドです。夜光リング入りのごついハードガイドをSiCガイド(このロッドのころはまだ存在しなかった!)に換えたら、いまのロッドとなんら変わらないものになりました。
最新の高弾性とかボロン入りとかのほうが反発力などは優れるのかもしれませんが、いまのロッドでも低弾性のしなやかさとか、グラス入りを売りにしているものがあります。昔使っていたロッドをこうしてリビルド(下2枚の写真)するのも、面白いものです。 (2004/8/25)
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ダイコー#GL‐256HSです。ガイドをSiCに、グリップも換えました。名前が当時の「スピードスティック#1L‐16HOBB」みたいでなつかしいです。
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わざわざ「カーボン」と書いてあるあたり、カーボンがまだ出始めだった時代らしいところです。ムムム、「スピニング」のスペルが・・・。
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2004年7月9日、御母衣湖BWのハスです。
京都の学生時代、琵琶湖水系にしかいない珍しい魚だからと、せっせと宇治川へ通ったものの、なかなか釣れなかったものです。皮肉なもので、御母衣湖、九頭竜湖、小鳥ダムなど、こっちへ帰ってきてからのほうが、釣ってたりします。こうして見ると、けっこう精悍な魚です。
でも、マス狙いのときに釣れてくれてもうれしくない・・・ぜいたくか? (2004/8/8)
こういう写真を載せると、ほら見たことかとばかりに、「湖産アユに混じっていろんな魚が生息域を広げてるじゃないか」と言う人がいそうです。そんなややこしいことを考えてこの写真を使ったわけではないので、深読みはなさらぬように・・・。
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腹の立つ表紙写真連発で失礼。長良川河口堰です。いま思い出しても腹が立つのが、社会党です。河口堰建設が進んでいたころ、選挙ごとに行われる新聞などのアンケートに、地元の社会党候補は「河口堰のゲートは下ろさせない」と答えていたものです。ところが、自社連立政権の社会党建設相が河口堰運用にGOを出すと、地元議員も「河口堰は必要」と180度言うことが変わってしまいました。選挙権とって以来入れてやった票返せって思ったものです。
さて、社会党の残党とその他もろもろに元田中派が合体した民主党、「イラクから自衛隊を撤退させる」といって参院選大躍進。でもって、選挙が終わるなり、「改憲して海外で武力行使する」だって(アメリカでぶち上げるあたり小泉といっしょ)。
こういうやり口は継承しているのですなあ。 (2004/8/4)
This ugly dam destroyed a beautiful river of my hometown. The Japanese
democratic party is a liar.
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2004年7月25日、根尾川の風景です。おいおい堰堤の下で投網打っていいのかって? はい。この川ではいいんだそうです。なんでもこの辺の人は、これをやるために漁協に入るのだとか。ついでにいうと、この川の「友釣り専用区」は「昼間だけ」だっていうウワサもあります。
今年根尾川のアユは絶不調だとか。カワウの増加、冷水病、海水温上昇、温泉開発、取水堰での取水量過剰、隣の水系とはいえ長良川河口堰の影響もあるかもしれません。でも、こういった問題に対処するべき漁協が、これじゃあねえ・・・。 (2004/8/2)
ただでさえ暑くていらいらするのに、こんな下らん表紙でゴメン。
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くそ暑い日が続きます。こんな写真はいかが? 横山ダムのイワナです。写真の写真なので画像はいまいちですが・・・。
トラウトにベイトロッドなんてミーハー? なにをおっしゃいますやら。この写真は2001年3月のもの。各メーカーが“トラウト用”ベイトロッドを出す前です。写真のロッドはスピニング用ブランク(ウェルナーS76L)で作ったオリジナル。欲しいのがなければ作ればいいんですよ。 (2004/7/24)
そうそう、ここは最近「大垣市の35歳男性」が50m下の谷底に落ちて1週間ぶりに救出された坂内村の近く。これを私のことだと思って電話をかけてきた人がいましたが、違いますよぉ。年齢見たらわかるでしょ!
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2004年7月15日、庄川支流のヤマメです。尾びれが丸いから成魚放流魚みたいです。
リールはミッチェル・アボセットG500UL。500番というと小さすぎるイメージですが、渓流でもけっこういけます。日本メーカーは1000番をエリア、2000番を渓流、2500番を本流や湖というふうにすすめているようですが、それは軽量化された高級品のお話。日本の庶民派モデルは500/1000番がないものが多いですし、2000番でも300g近くあります。そんなの渓流ロッドにバランスしませんがな。 (2004/7/16)
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