USブランド

サイエンティフィックアングラーズ・システム1
 フライラインのサイエンティフィックアングラーズ社のフライリール。ダイキャストボディの実用的リールです。左の456と右の678は同じ直径の幅違いです。
 ブリティッシュフライリール製で、恐らく前ページのコータックと同じ製造元。USとUK、いま話題の仲良しコンビですな。
マーチン・クラシックMC56
 ゼブコ系のフライリールメーカー、マーチンのリールです。めずらしいプレス製サイドプレートの組み立て構造。
 クリック音がおとなしいところがいいです。
 組み立ては雑で、ピンのかしめがゆるんでいたり、スプールプレートが振っていたりします。アメリカ製らしいと言えば言えるか。
フルーガー・メダリスト
 2600などのベイトリールも有名なフルーガーのリールです。
 私が買ったのは94年くらいですが、それはひどい品質でした。写真の1494-1/2はフリクションブレーキが偏芯していて、ラインを引き出すとき気持ちが悪い(手がむずむずする!)。その前に買った小型の1493は1回糸を巻いただけでクリックが摩滅してしまいました。
 こうなってしまったのは安易な海外生産。当時香港製になっていました。海外が悪いとはいいませんが、これだけ部品が多いのに94バスプロショップのカタログでも、24.99ドル。上のシステム1が69.95ドルであることを考えても、異常な価格です。
 こんなに個性的でいいデザインです。適正な価格で品質を保てばわかる人はわかってくれるんじゃないでしょうか?
 とにかくなんでも銭勘定。文明はあっても文化はなし。これがアメリカ式合理主義。

 この国の製品は、当分買わないことにします。理由はわかるでしょ。(2003/3/21)
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