モダンデザインのベイトです。数が少なくてごめん。
モダンデザインのベイトです。数が少なくてごめん。
 |
1 アンバサダー・ライト 80年代中ごろ登場の、軽量普及モデル。樹脂ボディーの低コストと、軽さを生かしたシンプルリール。超軽量190g。電磁ブレーキ普及期にもかかわらず、遠心に絞ったところにアブの見識が感じられます。中空シャフトレススプールの、「ウルトラキャストデザイン」。スプールはアルミ製。アンバサダーは、私の記憶にある限り、樹脂スプールを使ったことが一度もありません。ニューヨークNo.1のデザイン会社「ヘンリードレイファス」の近未来デザイン。安物でも子供っぽくないのがアブ。え？ それはおまえの偏見だ、ですって？ でもS社のバスワンXTなんて、カンガルーバンパーつきだかんね……。 |
 |
2 アンバサダーT3000C 95年登場のSM3000Cの流れを汲むモデル。アルミダイキャストワンピースフレーム採用。大胆なデザインは、ポルシェのデザイナーのものだとか。遠心/マグ併用のブレーキシステムは、しかし、ダイワの特許にひっかかる。だからパッケージの中では、ブレーキブロックが外してあり、取説には「遠心を使うときはマグをオフに……」という苦しい注意書。もちろんそんなのは無視してください。ついでに米国名の「トーナメント3000C」を「T3000C」と言い換えているのもダイワの商標に引っかかるから。色と名前を変えながら、いまも生きてる隠れたロングセラー。現行モデルは「T―PRO3000C LW」という名で、285gから240gに軽量化されています。 |
 |
これは私のやっている改造（というほどでもないか）。ドライバーで示しているところには、本来コイルスプリングがありますが、これを外しています（写真左）。そうするとクラッチを切ったときに、日本製ベイトとおなじようにサムバーが下がったままになり、投げやすくなります（写真右）。 |
 |