フィッシング・ブレーン/内外出版・磯釣りスペシャル5月号「グレバリに見るハリの技術」
 ちぬ4月号と同じテーマですが、同じではなんなのでネムリがフッキングに与える影響を図示してみたのが左の写真。でも、おそらく高校の物理だとこういう書き方は間違いです。力のベクトルは必ずつりあっている相手方があるはずなので、アワセの力Fの反対側に同じ力F(またはF')を描いてそれを分解するのが正解。でも、そうすると説明文が倍くらいになるし図もわかりにくくなるのでこうしています。読者に物理の先生とかがいたら「こんないい加減なことを書きおって」とか思われるのでありませうか。
 2008/3/25発売

芸文社ギジー5月号「フィッシングタックルの現象学」
 カーボンロッドとカーボン材料についてです。取材に協力いただいたオリムピックの設計者の方によると、カーボン弾性率が高ければ高いほどいい竿だという意識が釣り人の間に強いそうです。「高弾性カーボン使用」という売り文句がききすぎたのでしょうけれど、なんだかリールのベアリング入数みたいですね。
 2008/3/21発売

フィッシング・ブレーン/内外出版・ちぬ倶楽部4月号「ハリに仕込まれた各社の技術」
 「グリップヘッド」、「スパットテーパー」のようなハリの特徴についてです。こうしたメーカーごとのフィーチャーだけでなく「ネムリ」、「ヒネリ」など一般的な特徴も入れましたが、こんなのは当たり前のことだったのかしら。私なんかは、2年前オーナーばりを取材するまでルアーフックもエサバリも「ネムリ」とか「ストレート」とかぜんぜん意識しませんでしたから、あえて入れておくと「そうだったのか」という人もいるのではなかろうかと思うのですが、どんなもんでしょう。
 2008/2/25発売

芸文社ギジー4月号「フィッシングタックルの現象学」
 こいつは春から新連載2個目です。タックルに関する基礎知識豆知識です。一発目はとりあえず所信表明。ところが電話の原稿依頼の「にせんもじ」の「に」を聞き落として半分の文字数で出してしまいました。もちろん書き直しましたが、いきなりこれでは前途多難か?(いきなり訂正ですが、本文1段目の後ろから4行目下から2文字目の「に」は「が」です)
 2008/2/21発売

廣済堂トラウティストvol.21「リールの時間/カーディナル33」
 オールドリールについての連載が始まります。第1回はオーソドックス(?)にカーディナル。という選び方をしたのは「マイナーリールの紳士録」と同じだったりしますが・・・。1年にわたる長期連載です! あ、季刊だから4回か。
 2008/2/22発売

芸文社ギジー別冊サクラマス2008
 「ファイヤーライン」の記事です。「記事広告」というもので、ページのすみに「PR」と入るやつですね。ただ、どうせなので読者の人の関心がありそうなことをできるだけ入れるようにしたつもり。そんな中に普段ナイロンを使っているとまずやらないFGノットなどが出てきます。いっぺん体験しようとやってみたら、めちゃくちゃ難しいやないですか。ビミニツイスト&オルブライトノットのほうがよほど簡単・・・。「ファイヤーライン」はPEの欠点を改良しようとしているラインですが、ブラッドノットとかユニノットで普通に結べるPEを作るのが普及への一番の近道かも(それができりゃあ世話ないか)。
 2008/1終わり発売

フィッシング・ブレーン/内外出版・磯釣りスペシャル3月号「メンテナンス」
 裏話をしますと、前回に続いて今度は某ロッドコンポーネントメーカーF社(伏字にする意味がない・・・)の取材のはずでした。でも、直前に中止に。なわけでこちらに変更です。いつもやっている内容ではいけないので、メーカー担当の人に裏技的な手入れ法も聞きました。ダイワの用品担当の人は釣りから帰ったら磯ウェアの上下を着てお風呂に入り、体ごと洗うそうです。湯船には入らないそうですが、さすがにそれをやったら奥さんにしかられるでしょう。
 2008/1/25発売

芸文社ギジー別冊サクラマス2008
 ニュータックルのページで、二つ下にある本誌2月号のロッドを書いています。基本的な内容は同じですが、構成などは変えました。実釣は天竜川ですが、サクラマスに使われる重いスプーンやディープランナーも(もちろん他の人のいないところで)投げてみました。その部分の文中で「20gのスプーンを投げてみた」と書いているのはバイトの18gです。バイトの自重は本体のみの重さで表示されているのでリングとフックを付けると20gちょっとになるのです。読者の人に「18gやのに20gと書いとるがや。とろくせえやっちゃなあ」といわれるかも・・・考えすぎか。
 2008/1終わり発売

ライターのページトップへ