カーディナル800
 解説あります。

芸文社ギジー6月号「フィッシングタックルの現象学/ハンドル」
 ハンドルです。いまでこそ私は「わしは昔からねじ込みハンドルの価値を認めておったのだ」という顔をしておりますが、初めてマイコンSSやミッチェルのハンドルを見たとき、「なんでこんな高いリールがこんなちゃちなハンドルなんや」と思ったものです。豊かになって間もない新興国ほどでかいフル装備のクルマが売れるとか。あれこれ付いてないとダメというのはそういう時代の感覚なのでしょう。そう考えると、ステラ・イグジストですらシンプルなねじ込みハンドルになった日本は、いい意味で成熟した市場なのでしょう。
 2009/4/21発売

コスミック出版アングリングファン5月号「GO! GO! WEST!! vol.12/瑞浪フィッシングパーク」
 サクラマスとアルビノを釣るのがテーマです。こういう魚を管釣りで釣ることについてのコメントは差し控えさせていただきます(笑)が、サクラマスって海へ行ってないのは銀毛ヤマメじゃないのか? まあええか。ところで、アルビノっていうのは人工種だからキンギョやニシキゴイの世界ですね。で、全然関係ないことを思い出しました。学生のころだから25年くらい前ですが、京都のNHKテレビで川の浄化の番組を見ていたときです。鴨川をきれいにする会とかいうところのおじいさんが出てきて、鴨川にニシキゴイを放すと言い、さらに川底をさらえて虫を退治するとか言っていました。他の出演者が「川虫も含めて自然の川なんですよ」と言うと、おじいさんは「川虫みたいなもんハエ(オイカワ)くらいしか食いませんがな」と言って他の出演者を唖然とさせていました。あの会は今でもあるのかなあ。
 2009/3/26発売

フィッシング・ブレーン/内外出版・磯釣りスペシャル5月号「最新フカセ竿」
 1.6号から上のクラスのフカセ竿です。5.3mに対して5.2mが出たりとか、ハリス号数にない細かい番手が出たりとか、号数の代わりに微妙な差を言ったりとか、まあこの分野も成熟市場というか、みんなもうロッドを持ってるからしょうがねえなというか、そういう状況なのでしょう。ルアーロッドも昔は5.5フィートとか6フィートとか半フィート刻みでしたが、最近は7フィート3インチとか8フィート10インチとかどんどんややこしくなります。そういえば、ちょっと前のギジーでアンリパの飯田さんがロッドの長さが2インチ(5cm)違うくらいならちょっと腕を伸ばせばいっしょと言っていました。この人は数年前瑞浪FPであったトラウトフェスタのセミナーでも唯一自社製品の宣伝をほとんどせず「ロッドを買うくらいならそのお金で釣りに行ったほうがいい」と言っていました。こういう人好きだな。
 2009/3/25発売

フィッシング・ブレーン/地球丸・SALT WATER「2台目のスピニング」
 ワゴン売りのリールで入門した人の2台目のリール選びというテーマです。メバル、アジ、アオリイカ、シーバスを1台で・・・って企画が無茶なような気がしないでもないので「ロッドややりたい釣りに合わせて」という書き方にしたら「これ!」と決め付けてほしいということで2500サイズということになりました。でもどー考えてもアジメバルには大きいよな。前C社(伏字にしてもしょうがないやろ)に行ったときいまどきの読者は自分で考えさせられる記事よりも「こうだ」と決め付けてくれる記事を喜ぶって聞かされたけど、こういうことなのね。でもこれって日本人の劣化じゃないか? そういえばその話をしてくれたS氏はいま某ロハス雑誌にいるとか。バスからエコへ、どっちもブームってことか。
 2009/3/?発売

芸文社ギジー5月号「フィッシングタックルの現象学/スプール往復機構2」
 オシュレーション機構の後半です。ミッチェル300のラック&ピニオンからオクマのエリプティカルオシュレーションまで、スプール往復機構を10種類ずらっと集めました。そのためにまたリールを3台も買ってしまいました。なんや、やけくそやな。
 2009/3/21発売

コスミック出版アングリングファン4月号「GO! GO! WEST!! vol.11/滋賀県・朽木渓流魚センター」
 前の号でサンクチュアリを取材した祭、年に1回あるかないかの大雪に見舞われました。今回は前日の15度近い陽気から一転氷点下の冷え込みです。そういえば1月にプライベートでサンクチュアリに行ったときも日中気温一桁の冷え込みでした。誰が寒波男なんだ。う、朽木HPに写真が。
 2009/2/26発売

芸文社ギジー4月号「フィッシングタックルの現象学/スプール往復機構1」
 オシュレーション機構の前半です。ん? このイラストは前ちぬ倶楽部に載せたやつの使いまわしだろうって? 違いますよお。私はこういうとき、ちゃんと一から描き直します・・・と言いたいですが、バックアップを取り忘れて前のが消えちゃったんですね(写真はバックアップしても意外にイラストは盲点だったりするのだ)。データが消えたのは3年くらい前にHDを交換したからですが、あれは間抜けな話でした。立ち上がりに異常を知らせる画面が出たり、立ち上げ後も画面が勝手にスクロールしたりして、2回も修理に出したのですが、またまた再発。結局原因はスペースキーが壊れて入りっぱなしになっていたことでした。興味のある人はスペースキーを押しながら起動してみてください(誰がやるか)。
 2009/2/21発売

コスミック出版アングリングファン3月号「チーム・ミッドフォレストのスプーン戦略」
 うへぇ、どこの管理釣り場じゃ。三重県のサンクチュアリですが、よりによって大雪です。三重といっても関ヶ原や彦根に気候が近いそうですが、ここまで降るのは1年に1回あるかどうかだそうです。いったい誰の行いが悪いのでありませうか。
 2009/1/26発売

芸文社ギジー3月号「用語集」
 釣りの用語集です。意味がわからずに使っている人の多い「(ボディー)剛性」とか、ラインメーカー独特の「(直線)強力」「結束(強度)」とかも入れてみました。ラインメーカーのカタログなどにある「結節強力○%アップ」みたいなのが気になっていたので、サンライン社に取材に行ったとき聞いたのですが、ラインメーカーでは糸の強さを「強力」というのだそうです。以前私の書いたある記事中に「強力」という言葉が「強度」の意味で使ってありましたが、あれは編集段階で変わったものです。たぶん、メーカー担当のチェックで変えさせられたのでしょう。私は気持ちが悪いので使いませんよ、辞書を引いても「強力」は名詞になってませんし。
 2009/1/21発売

フィッシング・ブレーン/内外出版・磯釣りスペシャル3月号「ミドルハイクラスのLBスピニング」
 BB-Xハイパーフォースとインパルトαです。びーっくりしたのは、インパルトのラインローラーにベアリングが入っていなかったこと。ハンドルノブも1個でした。BB-Xはそれぞれ1個と2個です。しかし、総ベアリング数はインパルトが1個多い。徹底して駆動系に優先して入れているのですね。釣りブログなんかを見ていても07ルビアスのハンドルノブにベアリングが入っていないのをどうたら言っている人もいるのに、こういうベアリング使いはエライと思います。といっても、個人的見解をあからさまに書くわけにもいかんのでぼやかして書いていますが、ぼやかしすぎてなにを言ってるかわからない可能性も・・・。
 2009/1/25発売

コスミック出版アングリングファン3月号「GO! GO! WEST!! vol.10/奈良県天川・みたらい管理釣り場」
 アマゴやイワナもいる渓流にニジマスを放した管理釣り場です。夏はアユも釣れるということなのでニジマスがいたらクレームにならないかと聞いたら、3月解禁と同時にエサ師が在来渓魚もろとも根こそぎにするので心配ないそう。以前HPを見た人から「エサの人嫌いなの?」というメールをもらったことがあります。なぜ私がこういう方々をお慕い申し上げなければならないのでありませうか(ルアーでもいるけどね)。
 2009/1/26発売

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