2001年8月19日後楽園ホール

今大会はGAORA杯争奪の8選手出場によるワンナイト・トーナメント。
つまり3回勝ち抜けば優勝。
出場選手は里村・永島・植松・アジャ・山田・D関西・尾崎・KAORU。
で、注目の里村選手1回戦の対戦相手は現AAAWチャンピオンの尾崎魔弓。

里村選手としてはベルト挑戦を視野に入れた試合になるわけだけど...

試合開始と同時にまず尾崎が仕掛ける。
うつ伏せ状態の里村選手の右肩に対する肩固め。
尾崎は一気に試合を決めにかかるも里村選手はロープブレイク。

ちなみにこの日の里村選手、左肩にテーピングをするも攻められる事はなかったし、
ポリスも試合開始時に少しだけちょっかい出すも、ほぼ皆無に等しかった。
アジャ対KAORUの試合では、ポリスはちょっかいを出し続けていたから、
尾崎の意向によるものだったのか。

今度は里村選手による尾崎のヒザ狙い。
ヒザ十字で尾崎を攻め立てるも、結局ロープブレイク。

中盤は尾崎の裏拳と、里村選手のオーバーヘッドキックのかまし合い。
尾崎の三角締めに、里村選手の腕十字。
デスバレーボムへ担がれたところを三角締めで返し、
コーナーに上った尾崎へ腕十字を仕掛けるも互いに決められず。

終盤、尾崎がテキーラサンライズやライガーボムを決めれば、
里村選手もデスバレーボムで返す。
.....そして、勝負所ではチャンピオンの上手さが光ってしまう。
里村選手がデスバレーボムを放とうと尾崎を担いだところ体勢を崩され、
キッチリガッチリきまったエビ固めで3カウント.....里村選手は1回戦負け。

結局、トーナメントは『モノが懸かると強い尾崎』が決勝で永島を破り優勝。
チャンピオンの上手さが目立った大会になってしまった。

表彰式も終わり.....アジャ・コング登場。
ホコリのかぶった(?)ベルトへの挑戦状を叩きつければ、
里村選手らもリングサイドへ駆け上がり挑戦を表明。
そして、次期挑戦者は決定戦を行う事により決める事が決定。
しかも対戦カードはチャンピオンの尾崎に一任される形に。

里村選手の巻き返しに期待。


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