2002年9月22日後楽園ホール

今日はセミファイナルでのシングルマッチのKAORU戦。

10.20の横浜文体でのダッグベルト挑戦を見据えたシングルマッチ。
大阪ではダッグマッチながら久しぶり?の勝ちをおさめたので、
その調子を横浜文体へ繋げられるかに興味がありました。

先にKAORUが入場し、里村が入場してきて赤コーナー近くにきたところで、
KAORUがリング上からリング下の里村へのトペスイシーダで先制。
選手コールがされる前に、試合開始のゴングです。

試合序盤は里村がペースを握ります。
両選手とも場外に落ちたところで、里村がKAORUへのパワーボム(珍しい)
さらに、リングへ戻った里村は、トップロープ越しに場外で倒れているKAORUへのフットスタンプ。
これで、KAORUの動きが重くなりました。

その後、里村はKAORUの腕に攻撃の的をしぼり、
脇固めにムーンサルトを自爆させての裏十字。
効果的に腕への攻めをしていっていました。

試合終盤は、里村のオーバーヘッドキック3連発や、
KAORUの机攻撃からのエクスカリバーと一進一退の攻防。
そして、KAORUはデスバレーボムからエクスカリバー。
トープロープからの一回ひねりセントーンと里村を追い詰めていきます。

ただし、試合を決めにいったトップロープからの前方回転セントーンを、
里村はアームバーで切り返し、
そこから腕決めフェイスロック(元祖はクリップラーフェイスロック?)が
リング中央でガッチリ決まりギブアップ勝ちです。

キッチリとタッグ王者からの勝利。
第2試合で行われた、浜田対尾崎の試合でも、浜田が押さえ込んで勝利を飾り、
これ以上ないタッグベルトへの挑戦状となりました。
試合後には、KAORUがベルトへ挑戦させてやると言っていたので、
横浜文体でのベルト挑戦は決定でしょう。

この試合、スコーピオライジングは尾崎のカットにあい(相変わらず隙が大きいですし)、
デスバレーボムはアームバーで切り返される場面もあって、
決め技が決まらない事もありましたが、
ギブアップ勝ちでの勝利は、試合の幅を広げるの為にも大事になってきます。

文体でのベルト奪取に期待ですね。



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