2003年3月9日後楽園ホール
文体前の最後の後楽園ホール大会。
メインでの6人タッグマッチ。
里村明衣子・永島千佳代・シュガー佐藤組×豊田真奈美・デビル雅美・アジャコング組です。
文体前の後楽園という事もあり、未発表な対戦カードを連想させるような面々が
揃っての6人タッグマッチでした。
試合は、シュガーとアジャのロックアップによる力比べで始まりました。
序盤は元全のペースでした.....というより、
試合全体を通して元全のペースだったように思います。
たしかに一期生組が攻め込んだ時間もありましたが、
全て単発で、上手にたたみかける事ができなかったですね。
攻め込んでも、勝負何処でカットされたり、場外乱闘でペースを持っていかれたりと。
この試合での里村選手は豊田選手一点狙いでした。
フィニッシュもこの2人でとなりましたが、
試合全体を通して、この2人での試合時間が長かったですね。
まぁ、途中でシュガー選手がフロントキックの際にバランスを崩してしまい、
軸足となっていた左膝を痛めてしまったのも要因でしょうけれど。
永島選手はチョコチョコ動き回っていた印象しかないです(^^;
フォールをカットしたり、場外で逃げ回ったりといった感じです。
序盤で、ロープ越しの三角絞めや雪崩式フランケンを決めていましたが、
勝負何処はカット要員でした。
里村選手に話しを戻しますが...技を決めてはいました。
デスバレーボムにスコーピオ・ライジング1発ずつ。
オーバーヘッドキックもクリーンヒットは2発(全て、対豊田選手だったよな)決めていましたし。
でも、実質2対3のハンディキャップマッチだった事もあって、
『たたみかける』ところまでいけませんでしたね。
最後は、クインビーボム3連発と『たたみかけた』豊田選手が、
里村選手より3カウントを奪いました。
シュガー選手のケガもありましたが、元全の完勝です。
ただ、試合後、豊田選手に執拗にくらいついた里村選手には、
『生意気』という理由で、文体でのシングルベルト挑戦が決定しました。
(タッグベルトは永島・シュガー組で挑戦させたかったと思うけど、
シュガーが膝をケガしたようだし、どうなるかな?)
豊田選手の呼びかけに里村選手が『・・・・・・・・・・』(すっかり忘れました(バカ))と、
応えて、『承知いたした』と返した豊田選手。
『承知いたした』に続く、名言だったと思うのですが、
この後の、全女の堀田選手の乱入で記憶が吹っ飛んだようです。
何はともあれ、里村選手が文体でのシングルベルト挑戦が決定しました。
個人的にはタッグで負けたばかりで、シングルベルト挑戦は早い気もしますが。
決まったからには、ベルト奪取して欲しいのです。
追記 (2003/03/10)
里村選手の言葉は『無きにしも非ず』でした。
“ないわけではない。少しはある。”(by広辞苑)という意味ですね。
あんまりベルトに興味が無い.....訳がないか(笑)