2003年10月13日後楽園ホール

今日はセミファイナルのタッグマッチ。
AAAWタッグチャンピオンでもある里村明衣子・永島千佳代×浜田文子・輝優優です。

タッグチームとして浜田文子・輝優優のイメージが弱かったので、
どうなるかなと思いましたが、結構気合の入っていたチームでした。

試合は里村と浜田で開始されました。
序盤はホントにオーソドックスなプロレスの組み立て方でした。
腕とり首とり、相手の背後をとってはとられて。
それでいて休む間もなくテンポ良く試合を組み立てていました。
お互いの力を試すように『こんなレスリングも出来るんだぞ』と言っているようでした。
キックの相打ちによりお互いに距離が出来たところで、それぞれがパートナーにタッチ。
まずは引き分けといった感じでした。

ところで、この試合はタッチという事がほとんどありませんでしたね。
タッグマッチというよりシングルが何回か行われているようでした。
この辺のテンポは急造チームといったところなのかも知れませんが。

試合は浜田文子・輝優優の動きの方が上回っていました。
里村も要所でオーバーヘッドキックを決め、一度スコーピオライジングも決めましたが、
手数では浜田文子・輝優優の方が多かったと思います。
特に輝のエルボー説得力がありました。
里村相手へのエルボーは『ゴツッ』と良い音していましたし。
体もある分、エルボーにも迫力が出ていました。

で、試合は輝が里村相手にトーテムポール(って名で誰かが使っていたような気が。。。※1)から、
立ち上がった里村にランニングエルボーを決めてピンフォール勝ちです。

輝選手は天野選手と組むものと思っていましたが、
試合後、浜田選手とでベルト挑戦を表明していました。
さらに広田選手がリングに上がり、
勝手に?天野選手とのタッグチームとしてベルト挑戦を表明しました。
結果、次期挑戦者決定戦?が行われる事になりそうです。
まぁ、順当にいけば輝・浜田組が挑戦する事となるでしょうけれど。
輝選手は付き合うかもしれませんが、浜田選手と広田選手は噛み合わないでしょう?!

次はベルトを賭けてリベンジといきたいですね。



※1:相手を両肩の上にのせた状態から前方に叩きつける技


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